商品詳細
内容紹介 | ロレンスたちの前に現れた銀細工師フラン・ヴォネリは、砂漠の民が持つという褐色の肌をした美しい少女だった。ロレンスたちは地図を描いてくれるよう頼み、それに対しフランは、天使が舞い降りたという伝説のある村に同行し、その情報を集めることを提示する。しかしその村は、天使の伝説のほかに、魔女が住んでいるという噂があって…? |
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販売会社/発売会社 | アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2009/08/10 |
JAN | 9784048679336 |
- 書籍
- 文庫
狼と香辛料(ⅩⅡ)
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狼と香辛料(ⅩⅡ)
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商品レビュー
3.5
37件のお客様レビュー
港町ケルーベにもどったロレンスたちは、ハスキンズの知りあいで絵画商のハフナー・ユーグのもとを訪れ、北の地理にくわしいという女性銀細工師のフラン・ヴォネリを訪ねます。北の地図をえがいてほしいというロレンスたちの依頼に対してフランは、タウシッグという村まで同行して、天使と魔女にかんす...
港町ケルーベにもどったロレンスたちは、ハスキンズの知りあいで絵画商のハフナー・ユーグのもとを訪れ、北の地理にくわしいという女性銀細工師のフラン・ヴォネリを訪ねます。北の地図をえがいてほしいというロレンスたちの依頼に対してフランは、タウシッグという村まで同行して、天使と魔女にかんする伝説について村人の話を聞きたいともちかけます。 ところがタウシッグの村では、教会と異教の勢力の移り変わりに人びとが翻弄されていました。フランの真意を知ったロレンスは、彼女との取り引きにおうじますが、その直後に領主がこの村の伝説をめぐって大きな決断をくだし、ロレンスたちは危地に追い込まれてしまいます。 今回は、本シリーズの元来の路線である商売と経済の世界からすこし離れた内容になっています。フランとの心理的な駆け引きも若干単純で、他の巻にくらべるとすこし見劣りがするようにも感じました。
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シリーズを読んでいますが、本巻に関して特筆すべきところはない気がします。いつも通り、前半はゆるゆると進み、後半で少し事態が進み、ラスト10%くらいのところで畳み掛けて物語が終わります。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ヨイツの正確な場所を知るために地図を書いてもらおうと、羊の羊飼いハスキンズに紹介してもらった人伝で褐色の銀細工師美少女と会い、彼女からの依頼で天使伝説の調査をすることに。 神狼のいる世界なのだから、もう少し天使が実在するという可能性を残す感じにしてほしかった。 地図を手に入れて、後はソコに向かうのみで終わりが近づいている感じがする。
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