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レ・ミゼラブル(3) 潮文学ライブラリー
1,980円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 潮出版社 |
発売年月日 | 2009/08/05 |
JAN | 9784267018145 |
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レ・ミゼラブル(3)
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レ・ミゼラブル(3)
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商品レビュー
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第七編「パトロン=ミネット」における、ユゴーの社会観がとても示唆に富んでいる。 ・劇場で言う「奈落」が社会にはあり、上下の坑道がある。 ・「悪」は人間の材料が無知によって黒くなり、その黒さが人間の内部に届くことによって生じる ・「無知」を壊滅させたら「罪悪」というモグラも壊滅させられる ・社会にとっての脅威は「暗黒」である。社会に「光」を。夜明けに立ち向かえるコウモリはいない。下層の社会に光を。 「暗黒」や「光」は比喩と思うが、「無知」はそれに比べて直接的な物言いとなっている。 「無知」の対極は「理性」?「合理的」? ドストエフスキーが「地下室の手記」で大反論していた、「理性による社会改革は無理。なぜなら人間だから」という理屈とはまた違う意見、観点。 フランスとロシアの違いが見えた気がした
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