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贅沢の条件 岩波新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2009/07/22 |
| JAN | 9784004311973 |
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商品レビュー
3.3
17件のお客様レビュー
贅沢とは何かを問い直す本。 19世紀のパリ、溢れんばかりの宝石を身に纏ったマダムたちの贅沢は幸せの証だったのか、そもそもそれは本当に贅沢だったのか。 その問いは現代を生きる私たちと決して無縁ではありません。
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「贅沢」とは何か、フランスと日本の歴史から紐解き紹介する。「プチブルジョア」なる世界からシャネルの「簡素でシンプルだがエレガンス」の発想で贅沢の質・品が変化、日本での「偽贅沢」(なんとか他人に見せたがる世界)など参考は面白い。現代は「美」と「贅沢」が本質的にも大きく変化し始めた。...
「贅沢」とは何か、フランスと日本の歴史から紐解き紹介する。「プチブルジョア」なる世界からシャネルの「簡素でシンプルだがエレガンス」の発想で贅沢の質・品が変化、日本での「偽贅沢」(なんとか他人に見せたがる世界)など参考は面白い。現代は「美」と「贅沢」が本質的にも大きく変化し始めた。装飾でも高価なものでも安価なものでも似合う人、似合わない人が居るように「着こなし」「振る舞い」など「品」がなければ見かけの「贅沢」はない、と思う。更に趣味的(物欲からの贅沢)から心情・心理的な「贅沢」で世の中には増えてきたと感じる。「贅沢」は人の心の持ち方、捉え方次第でその価値をどこで求めるかの違いになってきた。
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『モードの帝国』の山田登世子さん。 なんだか懐かしくなって、読んでみた。 ルイ14世の時代から説き始められる。 ファッションは男性のもの。 着飾ることが政治であり、目に見える権力ともなる。 市民革命後、ジェンダー化が進む。 男性はダークスーツ。 一方女性は、男性の所有物として...
『モードの帝国』の山田登世子さん。 なんだか懐かしくなって、読んでみた。 ルイ14世の時代から説き始められる。 ファッションは男性のもの。 着飾ることが政治であり、目に見える権力ともなる。 市民革命後、ジェンダー化が進む。 男性はダークスーツ。 一方女性は、男性の所有物として高額なファッションに身を包む。 こうした流れに風穴を開けるのがシャネル。 大まかにはこんなストーリー。 ただ、一方で、贅沢とは心の問題。 時間がかかるもの。 むしろ修道院の清貧から生まれるようなストイックなものが、贅沢に転じる逆説にも着目する。 私にとって興味深かったのは、その修道院の部分。 約10年ほど前の本か。 NHKの語学講座テキストに連載されたコラムなどを改稿したものもあるようだ。 上質のエッセイとして、楽しませてもらった。
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