商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2009/07/25 |
JAN | 9784122051843 |
- 書籍
- 文庫
ペスト
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ペスト
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商品レビュー
3.6
13件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
コロナ禍に買った一冊。 読んでいて私には衝撃的な事が多かった。腫張ができて、最後には走り回って亡くなる人。先程まで元気だったのに、急に倒れてそのまま亡くなる人。子どもを身ごもったまま亡くなる人。現在は医療が進化しているため、想像もできない苦しみが昔にはあったのだと感じた。 特にp203あたりの信心深い男の人と作者の話が好きだった。
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思ってたよりずーっと読みやすかった! 実際に体験したわけではない(大流行時は5歳)のに、取材してさも体験したかのように描けるのはすごいな。 酒場・遊興所の閉鎖・往来禁止…今とまったく一緒。 ただ行政はしっかりしてたようで、それは感心というか、うらやましいというか。
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”コロナ禍”で注目された本書。意外と読みづらいところが多く、思いのほか時間がかかってしまった。17世紀末のイギリスで実際にあったペストのパンデミックを描いたノンフィクション小説。著者は18世紀に活躍した「ロビンソン・クルーソー」で有名な小説家。本書で最も印象的なのはこの時代のヨー...
”コロナ禍”で注目された本書。意外と読みづらいところが多く、思いのほか時間がかかってしまった。17世紀末のイギリスで実際にあったペストのパンデミックを描いたノンフィクション小説。著者は18世紀に活躍した「ロビンソン・クルーソー」で有名な小説家。本書で最も印象的なのはこの時代のヨーロッパでも”ロックダウンは無意味”と認識されていたこと。今から三百年前に無意味と断定された政策を現代でもやってしまったのは、まさに”歴史は繰り返す”という皮肉を感じた。
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