商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2009/06/10 |
| JAN | 9784334746100 |
- 書籍
- 文庫
ほおずき地獄
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ほおずき地獄
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商品レビュー
3.6
41件のお客様レビュー
猿若捕物帳2作目。前作のM男侍に続いて、時代小説にあっとびっくりの「性癖」が描かれるが、ネタバレ絡みなのでここでは伏せる。当初は幻冬舎からの刊行(今回読んだのは光文社版)ということで、そのあたりを意識した近藤史恵一流のサービスなのであろう。「にわか大根」を先に読んでしまっていたの...
猿若捕物帳2作目。前作のM男侍に続いて、時代小説にあっとびっくりの「性癖」が描かれるが、ネタバレ絡みなのでここでは伏せる。当初は幻冬舎からの刊行(今回読んだのは光文社版)ということで、そのあたりを意識した近藤史恵一流のサービスなのであろう。「にわか大根」を先に読んでしまっていたので、駒子がらみのあっと驚く展開にびっくりできなかったのは残念だが、完成度の高い時代物ミステリ。
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この猿若町捕物帳シリーズも3冊目。 本当に面白い。 いつものメンバー(千蔭や八十吉、巴之じょう、梅ヶ枝等)を除いた今回登場する人々にはもちろん何か意味があるのだろうと思いながら読んでいるけど、それぞれの繋がりや犯行理由、被害者の感情等々…脇役がいないというか、ひとりひとりの背景...
この猿若町捕物帳シリーズも3冊目。 本当に面白い。 いつものメンバー(千蔭や八十吉、巴之じょう、梅ヶ枝等)を除いた今回登場する人々にはもちろん何か意味があるのだろうと思いながら読んでいるけど、それぞれの繋がりや犯行理由、被害者の感情等々…脇役がいないというか、ひとりひとりの背景や気持ちが描かれていて、とても読み応えがあった。それに加えていつものメンバーの描写もしっかりとある。読み手を飽きさせない。 読みながら頭の中はぐるぐると犯人と犯行動機を考えながら、もうひとつの閉じ込められているお玉ちゃんパート、千蔭のお見合い…と楽しめる。 今作も事件の真相は哀しく切ない人間模様だった。 人を信じる気持ち、身勝手な思い、子供を思う心、恋心、自由に生きること。純粋は残酷なこともあり、やるせなくなる。でもそれを「娘道成寺」にかけて前向きに生きる結末にしてくれる近藤史恵さんの筆力に救われる気がする。 月を愛で風を感じるだけで幸せと。
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吉原に出現する幽霊も殺人事件の犯人も、ほおずきを落として姿を消したという。幽霊の正体は?殺人事件との関連性は…? 吉原を舞台に描いているせいか、現代ものにはない艶めかしさを感じます。合間に入る少女・お玉のモノローグと本編の視点が近づいていって真相にたどり着く展開は見事でした。
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