商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/06/12 |
JAN | 9784062763950 |
- 書籍
- 文庫
春情蛸の足
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春情蛸の足
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商品レビュー
3.5
20件のお客様レビュー
恋と食事の絡み合う短編集。 読んでいると、出てくる食べ物が食べたくなります。どれも美味しそうで、実際にその店に足を運んでみたくなります。 ちょっぴりほろ苦く、たまにほわっとあたたかな気持ちになれるような短編が多いです。 きつねうどんとてっちり、たこ焼きが食べたくなりました。
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ゴッテゴテの関西弁がとても良かった。 さらに言えばこの本の中の食べ物はとても美味しそうで、読んでいるだけでヨダレが垂れそう! どれも凝った料理じゃないけど、フツーな食べ物が一番食べたいのは間違いない。 毎日が贅沢な品というより、ふつーを贅沢に味わいたい。
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見たことのある、食べたことのある料理が これ以上なく、美味しそうに描かれている。 語彙の豊かさ、的確にしてとびきりうまい 言葉選びによって、現れる料理の 艶っぽく、ほくほくで、滋味溢れ、 味わい深いこと。 視覚で与えられ、脳内で膨らみ、 口の中に玄妙な味が広がる。 料理だけで...
見たことのある、食べたことのある料理が これ以上なく、美味しそうに描かれている。 語彙の豊かさ、的確にしてとびきりうまい 言葉選びによって、現れる料理の 艶っぽく、ほくほくで、滋味溢れ、 味わい深いこと。 視覚で与えられ、脳内で膨らみ、 口の中に玄妙な味が広がる。 料理だけでなく、 男女の情愛、人としての気品、 これもまた、さりげなく織り込まれて 小説の味わいを深く、面白くして、 心に滋味を与えてくれる。 読後、とびきりの ごちそうさんでした。 が、誰かに言いたくなる。
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