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夜をゆく飛行機 中公文庫
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夜をゆく飛行機 中公文庫

角田光代【著】

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夜をゆく飛行機 中公文庫

649

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商品詳細

内容紹介 デビュー当時、彩河杏名義でジュヴナイル小説だけを著していたが、「幸福な遊戯」で第9回海燕新人文学賞受賞し、角田光代としてデビューした筆者の書く、懐かしい家族の日々を温かに描いた小説。谷島酒店の四女里々子には、うとましいけれど憎めない「ぴょん吉」と名付けた弟がいて・・・。
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2009/05/25
JAN 9784122051461

夜をゆく飛行機

¥649

商品レビュー

3.5

64件のお客様レビュー

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2024/06/15

「夜をゆく飛行機」にのせて、作者が言いたかったことが、じわりじわりとわかる本だった。 日常は変わらないようでいて、しかし変わっていくこと。それを変わらずにいてほしいと願う人々。変わることが悪いことでも、悪くないことでもないけれど、変わらずに続いていくことを、望みがち。 でもやっぱ...

「夜をゆく飛行機」にのせて、作者が言いたかったことが、じわりじわりとわかる本だった。 日常は変わらないようでいて、しかし変わっていくこと。それを変わらずにいてほしいと願う人々。変わることが悪いことでも、悪くないことでもないけれど、変わらずに続いていくことを、望みがち。 でもやっぱり、日々は移ろいで行く。 それを、4人姉妹のいる家族を通して書いているお話かなぁと感じた。 角田さんの本は久しぶりに読んだ。 テーマが重め、暗めな本が多いけれど、これは比較的平和だったので選んだ。 タイトルが好きだなぁと思った。 角田さんの小説には、思わず納得するフレーズがたくさん出てきて、読んで良かったと思わせてくれる。深みのある文章を書く作家さんだと思う。

Posted by ブクログ

2024/05/28

4人姉妹の日常が小説としても暴露されてしまう、ささいな出来事が弾丸のように飛び交って飽きさせない。若き角田光代のエネルギー溢れる傑作。最後のまとめは不要だったかも!

Posted by ブクログ

2024/04/30

角田光代さんらしい、ゆるく切なく温かい話でした。 色で例えれば薄いブルーや薄いグレー。 ただ今回は綺麗な最後が見当たりませんでした。 でも読みやすくてよかったです。 実写化してほしい。 変わらない、変わりたくない、変わってほしくない。 自分は男3人妹1人の4人兄弟。 男が多いので...

角田光代さんらしい、ゆるく切なく温かい話でした。 色で例えれば薄いブルーや薄いグレー。 ただ今回は綺麗な最後が見当たりませんでした。 でも読みやすくてよかったです。 実写化してほしい。 変わらない、変わりたくない、変わってほしくない。 自分は男3人妹1人の4人兄弟。 男が多いので、この本と同じ年代だと、二十代でも反抗期の延長のような関係が続いているので、小説のような仲のいい兄弟ではありませんが、変わってほしくない、というのはわかります。

Posted by ブクログ

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