商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2009/04/25 |
JAN | 9784101373317 |
- 書籍
- 文庫
ひとがた流し
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ひとがた流し
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商品レビュー
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<再登録>人生の折り返しに入った女性3人の物語。 大切な人の命が僅かだと知った時、何をしてあげられるのか?もしくは自分の命の終わりを知る側だったら?夫や娘の視点も含めて進んでいく中、色々と考えさせられました。
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三人それぞれの考え、矜持、スタンスがありながらも、何十年も続いていく絆にしんみりと浸ることができる。「思い出すたびに、トムさんが帰って来る」(p.384) の台詞は、寂しくもあり、温かくもある。
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"円紫"シリーズといい、北村薫は女性の心情を描くのが本当にうまい。 何気ないエピソードの積み重ねが心情を紡ぎ、危機に直面して結びつきが強まる。 友情や愛情の本質を見せつけられる思いがする。 こういう友情は女性ならではだろうか。 新潮文庫版は詩人佐藤正子の...
"円紫"シリーズといい、北村薫は女性の心情を描くのが本当にうまい。 何気ないエピソードの積み重ねが心情を紡ぎ、危機に直面して結びつきが強まる。 友情や愛情の本質を見せつけられる思いがする。 こういう友情は女性ならではだろうか。 新潮文庫版は詩人佐藤正子の解説がすばらしい。言語感覚、表現力に優れた評者にかかると、かくも的確な評論が書けるのか。
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