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あの庭の扉をあけたとき
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あの庭の扉をあけたとき

佐野洋子【著】

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あの庭の扉をあけたとき

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 偕成社
発売年月日 2009/04/15
JAN 9784036430505

あの庭の扉をあけたとき

¥1,320

商品レビュー

4.3

11件のお客様レビュー

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2025/03/03

この本で初めて佐野洋子さんの作品に触れた。 ちょっと…何と言っていいか分からないけど、 この方は天才すぎる 物語の初めから、ずぅっと薄い悲しみのベールがかかっているような文体。 金色の赤ちゃんの話、佐野さんには本当にそのような存在が見えているんじゃないかと思った。 子供の時に...

この本で初めて佐野洋子さんの作品に触れた。 ちょっと…何と言っていいか分からないけど、 この方は天才すぎる 物語の初めから、ずぅっと薄い悲しみのベールがかかっているような文体。 金色の赤ちゃんの話、佐野さんには本当にそのような存在が見えているんじゃないかと思った。 子供の時に感じていた剥き出しな感情(妬み、嫌悪、喜び、悲しみ、恐れ、憧れ…)を呼び起こしたい時に読みたい

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2023/02/28

5歳のわたしと70歳のおばあさん。強情っぱりの似たもの同士が出会う。わたしが出会ったのは強情だった少女の頃のおばあさん。ひとりの女性の長い歴史に巻き込まれるわたし。わたしもおばあさんも佐野洋子さんなんだと思う。「70歳だけど70歳だけじゃなくて、生まれてから70歳まで全部の歳を私...

5歳のわたしと70歳のおばあさん。強情っぱりの似たもの同士が出会う。わたしが出会ったのは強情だった少女の頃のおばあさん。ひとりの女性の長い歴史に巻き込まれるわたし。わたしもおばあさんも佐野洋子さんなんだと思う。「70歳だけど70歳だけじゃなくて、生まれてから70歳まで全部の歳を私は持っている」。人の歴史、人の人生。簡単に他人が語れるようなものじゃない。

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2022/10/23

2022.10.23市立図書館 松居直さんと河合隼雄さんの講演録で言及されていて(たぶん)興味を持った。 庭を舞台にしたファンタジー。主人公の5歳の少女がジフテリヤで入院したのをきっかけに、それまで父親と散歩で見かけては気になっていた洋館の主のおばあさんと親しくなる話。強情っ張り...

2022.10.23市立図書館 松居直さんと河合隼雄さんの講演録で言及されていて(たぶん)興味を持った。 庭を舞台にしたファンタジー。主人公の5歳の少女がジフテリヤで入院したのをきっかけに、それまで父親と散歩で見かけては気になっていた洋館の主のおばあさんと親しくなる話。強情っ張りで無愛想な者同士(父親も含めて)、縮まりそうでなかなか縮まらない仲。あたたかいというよりはわけがわからなくてちょっとこわかったけれど、人と人がほんとにであうというのはこういうことかなと感じた。 もうひとつ併録された短編「金色の赤ちゃん」は、同じようこちゃん(?)が学校でちょっとおくれている同級生とも子ちゃんのお世話係を(先生とその子のお母さんから)まかされてしまった複雑な心情を描いている。客観的に好きになれないけれど、自分も実はその子と近いところにいることに気がついたという感じでふしぎな魂の交歓のひとときがうまれる。

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