商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
| 発売年月日 | 2009/04/03 |
| JAN | 9784569671949 |
- 書籍
- 文庫
血涙(下)
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血涙(下)
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商品レビュー
4.4
34件のお客様レビュー
結局1人を除いて、皆戦で死んでいく。受け継がれ時代を流れていく宝刀吸毛剣。またいつか水滸伝を読み直してみるか。
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ついに宋と遼が雌雄を決することになる。耶律休哥、石幻果と楊家軍との戦闘シーンは、まさに圧巻で自身が戦場を疾駆しているような錯覚を巻き起こしてくれる。 それにしても戦により新たに生まれ変わった楊四郎こと石幻果と、戦わなければならない運命となった六郎、七郎、九妹の楊家軍は、国に報...
ついに宋と遼が雌雄を決することになる。耶律休哥、石幻果と楊家軍との戦闘シーンは、まさに圧巻で自身が戦場を疾駆しているような錯覚を巻き起こしてくれる。 それにしても戦により新たに生まれ変わった楊四郎こと石幻果と、戦わなければならない運命となった六郎、七郎、九妹の楊家軍は、国に報じているものの、当時の文民統治の制度ということもあろうが、あまりにも報われていない感がある。 逆に軍人の力が強すぎるとクーデターを考えなければならないとなると常にバランスが大切なのであろう。 最終的には外交により、休戦をもたらすことになったのであるが、あまりにも多くの犠牲を要し、さらにあまりに不安定なものであることを感じざるを得ないのは、常に侵略と王朝交代が繰り返される中国の歴史が示すとおりであるからだろう。 遡るように楊家将そして水滸伝を読みたくなった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
うーん、なんとも悲しい物語。楊家四男だった過去を切り伏せた石幻果とそれに立ち向かう楊家の生き残り3兄妹。もう国がどうとか関係ない状況だけど、遼の方が人を大切にしている雰囲気。まぁもともと分母が少ないって事もあるかもだけど。対して宋は楊家を全滅させてでも国を守る方針で…楊家は何の為に、誰の為に戦うのか?結局は国だとか軍だとかは関係なく、自分たちのために戦うのだと自分に言い聞かせる。今の組織でも、やる気も実力もある人が、周りの同調圧力に屈して潰れていく事もあるもんね。いずれにしても素晴らしい物語でした。
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