商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ヴィレッジブックス |
発売年月日 | 2009/03/21 |
JAN | 9784863320505 |
- 書籍
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ナイン・ストーリーズ
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ナイン・ストーリーズ
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商品レビュー
3.5
21件のお客様レビュー
もちろんサリンジャーが生み出した奇想を味わうこともできる(バナナフィッシュや笑い男)。もしくは、死が至るところスパイスとして加えられている短編の切れ味の良さに唸り、血腥さを楽しむこともできる。だが、私は今回読み直してみて彼らの「会話/コミュニケーション」が気にかかった。噛み合って...
もちろんサリンジャーが生み出した奇想を味わうこともできる(バナナフィッシュや笑い男)。もしくは、死が至るところスパイスとして加えられている短編の切れ味の良さに唸り、血腥さを楽しむこともできる。だが、私は今回読み直してみて彼らの「会話/コミュニケーション」が気にかかった。噛み合っているようで噛み合っていない会話、あるいは話せば話すほど孤絶感を際立たせる会話。そこから「感じすぎる人」と「普通の人」、もしくは物語を語る「作り手」とそれを聞く「受け手」の断絶を読み取ることもできるのではないか。読みこなせただろうか
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9つの短編が収録されたものです。 登場人物の会話のやり取りが、何かを暗示しているのでしょうが、読解力がないわたしには少し難しく感じました。 それぞれの短編を読み終わるごとに、ネットに上がってる考察をみると見え方が変わって面白いです。
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今更だけど新訳版。新潮文庫版は何処かにあるんじゃないかなぁ……(探すより買った方が早いのは確かだ)。 訳文が現代的になっているのもそうだが、サリンジャーの『病んでる』感じがより出ていた新訳になっていたと思う。 (しかし、米文学のメインストリームとは相性が良くないんだよなぁ……)
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