商品詳細
内容紹介 | 「白い巨塔」「沈まぬ太陽」などと同様に、戦争・経営の社会問題をテーマにした山崎豊子作品。唐沢寿明主演でドラマ化もされて注目されています。第2次世界大戦敗戦後、軍人である壱岐正は戦争俘虜としてシベリアに11年もの間抑留され、シベリアの過酷な環境で、厳しい労働を課せられる。帰国後は軍人としての経歴をかわれ、商社に入社。そして次期戦闘機選定争いの仕事に関わっていく‥。 |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2009/03/16 |
JAN | 9784101104409 |
- 書籍
- 文庫
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商品レビュー
4.3
136件のお客様レビュー
シベリア抑留の悲惨さをこれでもかとしつこく描かれています。寒さ、日本人同士の妬み、尋問、社会主義、重労働。こんな環境で11年も暮らせるとはとても思えません。
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今の多くの日本人が知らないシベリア抑留の話。もちろんこれは小説ではあるが、今を生きる日本人が是非とも知っておくべき事柄。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シベリア抑留が過酷さ、いつ帰れるかもわからない希望がない状況で、寒さと飢えに耐え忍んできたかを実感した。一人だけで他の場所に移動させられ取り調べを受けたり独房に入れられたりと、そんな時も途中で会った日本人に気遣うところは、なんと人間のできた人だと感心した。途中、堀が自死するところはなんともいたたまれず、若いが故の咄嗟の判断なのか、もっと泥臭く生き抜いて欲しかった。 人間は、ある意味どんな時も最後は精神力の強さが必要だと平和ボケしている普段の生活を考えさせられた。
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