商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小峰書店 |
| 発売年月日 | 2009/03/24 |
| JAN | 9784338245050 |
- 書籍
- 児童書
グラタンおばあさんとまほうのアヒル
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
グラタンおばあさんとまほうのアヒル
¥1,430
在庫あり
商品レビュー
4.1
15件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『おさらのアヒルは不思議なアヒル。どんなとこにもいけるアヒル。町に出かけて、きいろいアヒルのぼうけんの旅がはじまった。』 たださんのご丁寧なレビューを読んで図書館予約 安房直子、いせひでこ というコラボに胸ときめかせながら ただのあまい冒険ではありませんでしたね なかなかシビアな でも読後感はほっこりあったかい 今も表紙のように暮らしてるかな みなさんがおっしゃるように あつあつのグラタンが食べたくなります ≪ グラタンの 皿から飛び出し さあどこへ ≫
Posted by 
本書は安房直子さんの物語に、いせひでこさんの絵が付き、何とも贅沢なコラボ作品となった。 本書に於けるいせさんの絵は、表紙のフルカラーのデザイン性に富んだ構図の素晴らしさが、そのまま「おばあさん」と「アヒル」の関係性を表していると共に、絵全体に漂う素朴で温かい雰囲気がやわらか...
本書は安房直子さんの物語に、いせひでこさんの絵が付き、何とも贅沢なコラボ作品となった。 本書に於けるいせさんの絵は、表紙のフルカラーのデザイン性に富んだ構図の素晴らしさが、そのまま「おばあさん」と「アヒル」の関係性を表していると共に、絵全体に漂う素朴で温かい雰囲気がやわらかく伝わってきて、そうした印象は、本編のワンポイントの黄色が効果的なモノクロのラフスケッチ風の手描きの絵も同様であった。 そんないせさんの絵と混じり合う安房さんの物語も温かく、一人暮らしのおばあさんの楽しみがグラタン作りなのは、黄色いアヒルの絵が描かれたお気に入りのグラタン皿があるからであり、それはそうした彼女の思いを知るアヒルにとっても、この上ない喜びとなり、二人は仲良く暮らしていた。 また、そうした暮らしに更なる彩りを与えるものとして、グラタン皿の中にいるアヒルは単なる絵ではなく、おしゃべりをしたり、ポケットからいろんな物を出してくれる魔法を使うのだが、それだけに留まらず、なんとお皿から飛び出して現実の世界を自由に歩き回ることもできて、特にあるきっかけで、おばあさんの家を出たアヒルが好奇心旺盛な様子で町を歩く展開には、きっと子どもたちも、この後何が起こるのかなというワクワク感でいっぱいとなるのであろう。 しかし、逆境にも負けず、ささやかに暮らす人達が報われる物語が比較的多い安房さんにしては、ビターな印象が本書には強く、それはおばあさんの家を出たときのアヒルのやるせない気持ちと共に、それが更に繰り返される点にあって、私の中ではそれまで長くいた場所を飛び出して、新たな幸せを見出すような展開を半ば想像していただけに驚いた部分もあったのは、本書に於いて人間には良いところだけではなく悪いところもあり、それはどうしようもないことであるように書かれていると思われたからだ。 世の中には完璧な人などいないのだから、悪いところもあって当然だとは思う。だが、それを被ったアヒルの立場からすれば、ちょっとした心懸け次第で行動は変わるのではないかという思いから、人間同士であればもう少し気を遣うのかもしれないのに、それが物になるとそうでは無くなる点を本書は突きながらも、そこから飛び出してアヒルだけになることによって、物にもそうした命や感情のようなものが宿っているのかもしれないと思いながら本書を読んでいると、大抵の物は、どこかしらに魅力を感じたからこそ購入したのだということに気付くことで、改めて身の回りにある物たちへの見方も変わってゆくのだと思うし、それはアヒルが正確には動物のそれでは無いことから、歩くことに慣れていない等の物ならではの事情を知った時によりしみじみとした思いとして、「ああ、なんて酷いことをしてしまったのだろう」と後悔の念に駆られるのだろうとも感じられた。 ただ、それでもアヒルは挫けることなく、新たな出会いを求めながらも変わらないのは誰かの為になりたいという、その思いを貫き通すことであり、それは7歳の男の子との交流だけではなく、その後に待っていた出来事によって人間も捨てたものではないということを実感させてくれたことが、アヒルにとっても大きな救いとなった、そうした揺らぎながらも決して切れることのない絆のあり方にこそ、人間の良し悪しを超えた変わらぬ素晴らしさがあるのではないかということを、本書は教えてくれたのだと思う。
Posted by 
グラタンの大好きなおばあさんのグラタン皿からとびだして家をぬけだしたアヒル。町に出かけた黄色いアヒルのぼうけんの旅。 毎日グラタンを作って食べるんだって。すごいいいな。安房さんの優しく切ないお話にいせさんのあたたかくてかわいらしい絵。本の佇まいがとても素敵。
Posted by 
