商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/02/05 |
JAN | 9784061826342 |
- 書籍
- 新書
透明人間の納屋
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商品レビュー
3
9件のお客様レビュー
★3.8くらい 社会問題をぶちこんでくるのは いただけないが 人間模様に涙した そこは良かった
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裏寂れた地方都市で、少年と彼が慕う印刷工場の青年との交流からミステリーを描き出す…のだけど、青年の正体がかなり冒頭にある描写でアタリが付いてしまう。 あと、主人公の主体的なアクションで謎解きがなされるべきなんだけど、それがない。少年と青年の関係性の描写はあたたかくて良いのだけ...
裏寂れた地方都市で、少年と彼が慕う印刷工場の青年との交流からミステリーを描き出す…のだけど、青年の正体がかなり冒頭にある描写でアタリが付いてしまう。 あと、主人公の主体的なアクションで謎解きがなされるべきなんだけど、それがない。少年と青年の関係性の描写はあたたかくて良いのだけれど、ミステリーとしては工夫に乏しいものになってしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
うおぉ。北朝鮮の工作員の話だったとは。この方も初読、伊坂さんのエッセイで影響を受けた作家として出てきてたから、はじめて図書館で手にとってみたんだけど。大きめの字ですべての漢字にはふりがながふってあって、主人公は子どもだし、なんか児童書みたいな文章なんだけど、思いがけない展開になったな。これリアルにこういう話ありそうだな。真鍋さんみたいな立場の方は実際いるんだろうな。さいごの収容所の劣悪な環境も、あの国ならあるのかも。。。と思えてしまう。透明人間の不思議な話の奥に、歪んだ国家の姿がみえちゃうという展開、こういうのこそどんでん返しの真髄かもしんないなぁ。読みやすかったし、伊坂推しの「奇想、天を動かす」と「北の夕鶴~」はぜひ読んでみたいな。今後積極的に探してみよう。
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