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冬物語 ちくま文庫シェイクスピア全集18
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冬物語 ちくま文庫シェイクスピア全集18

W.シェイクスピア【著】, 松岡和子【訳】

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冬物語 ちくま文庫シェイクスピア全集18

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2009/01/09
JAN 9784480033185

冬物語

¥990

商品レビュー

3.9

14件のお客様レビュー

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2024/08/22

『冬物語』は松岡和子さんの『深読みシェイクスピア』とセットでおすすめしたい作品です。 もし松岡さんの解説を読んでいなかったらこの作品に対する感想は全く違ったものになっていたでしょう。もうレオンティーズの嫉妬がとにかく唐突すぎるのです。しかもその激しさたるや常軌を逸しています。こ...

『冬物語』は松岡和子さんの『深読みシェイクスピア』とセットでおすすめしたい作品です。 もし松岡さんの解説を読んでいなかったらこの作品に対する感想は全く違ったものになっていたでしょう。もうレオンティーズの嫉妬がとにかく唐突すぎるのです。しかもその激しさたるや常軌を逸しています。この唐突さ、激しさに私はきっと置いてきぼりにされていたことでしょう。 しかし『深読みシェイクスピア』を読んだことでこの嫉妬に大きな意味があることを知りました。そしてそれによって急にこの作品が奥深いものに感じられてきました。

Posted by ブクログ

2024/06/19

 ロマンス劇ということもあって、話の途中で中心人物が悲劇的な出来事に出くわし、悲しみに暮れるが、謎の力で一度死んだはずの人物が復活してハッピーエンドとなる。そのため、現実ではありえないことがいくつかあって戸惑うが、そうゆうものと受け止めなければならない。

Posted by ブクログ

2023/12/17

ちくま文庫版シェイクスピア全集第18巻。シチリア王リオンティーズは妻と親友の不義を疑い王女を捨ててしまう。 いつもの、嫉妬で狂ってしまう勘違いとドロドロの昼ドラ展開からスタート。そこから舞台を16年後にとばして貴種流離譚なやつ。なんとも既視感が強いが、まとめかたがうまいのでぐん...

ちくま文庫版シェイクスピア全集第18巻。シチリア王リオンティーズは妻と親友の不義を疑い王女を捨ててしまう。 いつもの、嫉妬で狂ってしまう勘違いとドロドロの昼ドラ展開からスタート。そこから舞台を16年後にとばして貴種流離譚なやつ。なんとも既視感が強いが、まとめかたがうまいのでぐんぐん引き込まれる。シェイクスピアの戯曲は、悲劇や喜劇と事前に分けられているように、全滅エンドか大団円かみたいな、わりと両極端な話が多い印象がある。本作は喜劇でありロマンス劇ともいわれ、素敵なエンディングを迎える読後感の良い物語だった。まぁちょっと強引なところもあるけれど、そこはツッコまないで楽しんでおく(笑)。男の嫉妬は醜いなぁという教訓も大事。

Posted by ブクログ

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