商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1984/11/15 |
JAN | 9784003261842 |
- 書籍
- 文庫
戦争と平和(訳:米川正夫)(4)
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戦争と平和(訳:米川正夫)(4)
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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ナターシャの件でアナトールを憎んでいたアンドレイが、負傷して脚を切り落とされているアナトールを見て敵への愛を自覚するところがキリスト教っぽいなと思った。敵を含め全てのものへの愛が生への喜び。アンドレイはナターシャに裏切られたり故郷を失ったり散々なのに、生きていたいという生への愛が強いところがすごい。
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いよいよ、ロシアがナポレオンとの戦争に突入する。 作者の歴史感を書き留めておきたい。 ・人間の中には2面の生がある、その利害が抽象的であればあるほど自由が多くなる個人的な生と人間が予め定められた法則を必然的に果たしている不可抗力な群衆的な生である。 ・人間は意識的には自分のため...
いよいよ、ロシアがナポレオンとの戦争に突入する。 作者の歴史感を書き留めておきたい。 ・人間の中には2面の生がある、その利害が抽象的であればあるほど自由が多くなる個人的な生と人間が予め定められた法則を必然的に果たしている不可抗力な群衆的な生である。 ・人間は意識的には自分のために生きている。しかし、歴史的、全人類な目的の達成のための無意識的な道具の役をしている。 ・歴史=人類の無意識的、全体的、群衆的な生 ・歴史上の偉人はその事件を示すレッテルに他ならず、レッテルと同じように事件そのものとは最も関係が小さい。 歴史とは抽象化された一面的な解釈である。ある概念を宙吊りにして眺めたとしても真理にたどり着けないことと同様に、あまりにも多くの諸原因の集合的な結果であり、その真相を多くの歴史家は分かったように言うが真実を示すことは不可能である。
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第三部第二篇まで。 ナポレオンのロシア侵入 ニコライとマリアの運命的出会い ポロジノの戦い ピエールの戦争見物 アンドレイの負傷
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