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独白するユニバーサル横メルカトル 光文社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2009/01/07 |
| JAN | 9784334745264 |
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独白するユニバーサル横メルカトル
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独白するユニバーサル横メルカトル
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商品レビュー
3.6
175件のお客様レビュー
第一段
実話怪談で有名な著者の初短篇集。 グロテスクで厭世的な世界観が堪らないです。
SPONGIEST!
もうとにかく、グロい。 グロ耐性があまりないのになぜ読み切れたかわからない短編集です。 といっても、すべてグチャグチャな短編ではなく、合間合間にグロい描写があまりない好みの話(今まで短編で一二を争うほどの傑作)があって、そこが良くも悪くも読み切ってしまった理由であり、嫌いな話も...
もうとにかく、グロい。 グロ耐性があまりないのになぜ読み切れたかわからない短編集です。 といっても、すべてグチャグチャな短編ではなく、合間合間にグロい描写があまりない好みの話(今まで短編で一二を争うほどの傑作)があって、そこが良くも悪くも読み切ってしまった理由であり、嫌いな話もあった中、星を3つつけた所以です。 以前、あるYouTubeの動画で背筋さんが紹介していた、「地図目線の話」に興味を惹かれ、この間ブックオフで発見しました。 最初の話の男の子の小学生らしいところ(下ネタ)にめちゃくちゃ笑ってしまったのと、この本に終始使われているフォントの異様さに惹かれて購入を決意。 残酷だったり、理不尽だったり、切なかったり、悲しかったり、人間味を感じたり。 心をいろんなところに持っていかれて、ジェットコースターのようでした。 平山夢明さんの書くお話は基本的にグロいのが多いのかなという印象ではありましたが、正直舐めてました。(もはや後悔)最後の話とかそりゃそうだよねというほどグロく、もう折角の素晴らしい表現も読み切ることができず、飛ばし飛ばし読んでしまいました。 でもそれぐらい、ここまでシーンを鮮明に想像できるほどの素晴らしい表現の小説に初めて出会いました。ただ、凄惨な描写にばかりその表現力が惜しげなく活かされているなと思ったので、恋愛だったり、柔らかさだったり、悲しさだったり、他の表現ももしあったら読んでみたいです。 平山さんのあまりグロくない作品、また「オペラントの肖像」、「独白するユニバーサルメルカトル図法」のような残酷な描写を中心としない作品をご存じの方がいましたら、ぜひ教えていただきたいです。
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表題作含む全八編の短編集。貧富の差別、反社会的勢力、排泄、四肢切断、熱帯雨林の奥に住む常識の通じない現地人、児童虐待、性的搾取、自分を対象として無許可に行われる実験、食人、極限状態で限界化して「おかま」になる父親……。 ホラー小説史に燦然と輝く奇跡の作品集と背表紙に書かれてはいる...
表題作含む全八編の短編集。貧富の差別、反社会的勢力、排泄、四肢切断、熱帯雨林の奥に住む常識の通じない現地人、児童虐待、性的搾取、自分を対象として無許可に行われる実験、食人、極限状態で限界化して「おかま」になる父親……。 ホラー小説史に燦然と輝く奇跡の作品集と背表紙に書かれてはいるが、はたして不気味で恐ろしい未知の存在との邂逅がウリの「ホラー小説」というよりも、その中では生理的嫌悪とか、気色が悪いとか、随分ヒトコワに寄った話ばかりなのではないかと思う。乱舞する内臓!滴る血液!はらわたで蝶々結びをしてやろうか!ギャハハ!のような、ゴア表現というか、ゴシックな感じというか、そういうものに限らない「グロテスク」を痛感させられる。文章を追うにあたって、ザクーと斬られて痛そうだからという単純すぎる理由で顔をしかめることは少ないないが、とにかく生理的嫌悪……。 普段はトランスジェンダーに偏見なんてないですよなどと澄まし顔をしている人も、母親に病気を移して出ていったような最悪な父親に一攫千金の話を持ち掛けられて連れてこられたジャングルで、かつての彼の仲間に出会い、しかし運命にも裏切られ、絶対絶命の状況で、ずっとニヤニヤと煙草を吸っていた嫌なおっさんだった父親が、突然泣きながら「おかま」になる流れを見せられれば、ウエッ……と顔を歪めるだろう。 普段からイラスト中の、まだ未成熟で小さな女の子を愛し興奮している人も、彼女の義父が彼女が逃げてきた先の廃工場で引き倒し、スカートと下着を脱がせ、「狭いから」とカッターの刃を股に当てるのを見ればアッ……イヤッ……と目がバッテンになってしまうだろう。 とにかく最初から最後までものすごい話がたくさん入っていて、それで言うと「Ωの聖餐」がいちばんわかりやすく、食人と解体と排泄物の汚い話なのに、そのうえでオチが美しすぎて、「Ωの聖餐って綺麗な話だったんだ……」とドキドキ♡しています。たぶん違います。
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