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悲しみよこんにちは 新潮文庫
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悲しみよこんにちは 新潮文庫

フランソワーズサガン【著】, 河野万里子【訳】

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悲しみよこんにちは 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2008/12/22
JAN 9784102118283

悲しみよこんにちは

¥693

商品レビュー

4

399件のお客様レビュー

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2010/01/15

才能に脱帽

眩しい太陽、南仏の海、松林。煌めく夏に包まれて、少女は想いをめぐらせる。思春期の少女だけに許される、ある種の残酷さと傲慢さ、危うい魅力。それを余すことなく描ききった18歳のサガン……その才能に脱帽。

yui

2026/03/23

プレイボーイな父と、それに似た娘。それぞれの恋愛を交えたひと夏のバカンス 内容はドロドロなはずなのにファッション的な雰囲気&ポップな色合いが浮かんでくるくらいさわやか。 いい意味で人間の図太さを感じ、くよくよせずに気楽に生きようと思える。

Posted by ブクログ

2026/03/22

読んでいる最中も、読み終わった後も、心の奥に仕舞われた感情にそっと触れてくるような小説だった。 作家に秀才と天才がいるなら、サガンは間違いなく後者だと思う。 主人公の17歳の女性シリルの心理描写をメインに話は進んでいく。 彼女の考え一つひとつがユニークであり、瑞々しく、活力に満ち...

読んでいる最中も、読み終わった後も、心の奥に仕舞われた感情にそっと触れてくるような小説だった。 作家に秀才と天才がいるなら、サガンは間違いなく後者だと思う。 主人公の17歳の女性シリルの心理描写をメインに話は進んでいく。 彼女の考え一つひとつがユニークであり、瑞々しく、活力に満ち溢れているが、その一方で、親しみやすくもあり、そして、寂しくもある。 若い欲望の中で本能に従いながらも理性を残している彼女の思考を追うことは、自分の中の本能と理性の対立に目を向けることになり、深い没入へと至る。 フランス文学らしい恋愛を主軸とした心理小説だったが、他の作品との特筆すべき差異は、寂しさや孤独感、空虚感が薄いことかもしれない。だが、それは表面的な感覚で、実際には一貫して主人公シリルには逃れようのない悲しみに苛まれているようにも感じた。 最後の最後に、その悲しみが、自らの理性の本能のバランスの取り方の結果として現れる。 その時、彼女も、読者である私も、その存在に目を向けなければならなくなる。悲しみの存在に。

Posted by ブクログ