商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2008/12/26 |
JAN | 9784488587086 |
- 書籍
- 文庫
死者の短剣 惑わし
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死者の短剣 惑わし
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商品レビュー
2.5
7件のお客様レビュー
ビジョルドらしい物語でした。 といっても、SF作品はまだ未読なのですけれど。 とにかくダグが格好いいわー。 ここまで魅力的に中年男のヒーローを書けるのはほんとすごい。 スパークことフォーンが惚れるのも納得だし、だからこそストーリィ展開の厚みが全然違ってきてる。 家族のシーンも見...
ビジョルドらしい物語でした。 といっても、SF作品はまだ未読なのですけれど。 とにかくダグが格好いいわー。 ここまで魅力的に中年男のヒーローを書けるのはほんとすごい。 スパークことフォーンが惚れるのも納得だし、だからこそストーリィ展開の厚みが全然違ってきてる。 家族のシーンも見事です。 葛藤だとか、溶け込んでいくさまとかが、とても丁寧に書かれていくのです。 どのシーンを取っても、無駄なシーンが無いなーと思います。 そしてなんと言っても、骨太でガッチリとしたファンタジィの世界観。 これは五神教シリーズでもスピリットリングでも共通ですね。 隙のない、綿密な構成が素晴らしいです。読者をぜんぜん飽きさせない。 派手な魔法なんかは出てこないけれど、要所要所に出て来る言葉や場面なんかが完璧にファンタジィしてるのです。 だから、次は何が起こるんだろ?というワクワクがずっと継続していきます。 大人なファンタジィと大人なラヴロマンスとの完全な融合、って感じですね。 次作が楽しみです。
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元々は4部作であり、本作は1作目となります。 今作はプロローグ的というか、悪鬼との戦いや地の民とのやりとりなど、それなりに見せ場はありますが、伏線を張って終わった感があります。 悪鬼の存在理由、「基礎」と呼ばれる湖の民の特殊な能力、ダグの不思議な力など、多くの謎が残されます。 ま...
元々は4部作であり、本作は1作目となります。 今作はプロローグ的というか、悪鬼との戦いや地の民とのやりとりなど、それなりに見せ場はありますが、伏線を張って終わった感があります。 悪鬼の存在理由、「基礎」と呼ばれる湖の民の特殊な能力、ダグの不思議な力など、多くの謎が残されます。 また、悪鬼との戦い、と言いましたが、悪鬼狩と言ったほうが正確かもしれません。死者の短剣が刺さると滅びてしまうので、戦いの場面はけっこうあっけないです。・・・ 続きはブログ"White Spell book list"で。 http://wsbooklist.blog.fc2.com/blog-entry-2.html
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再読。 あー、なんでこのシリーズは苦手なんだろう。フォーンの兄たち、サニーなどの地の民に苛つきつつ、ちらちらと見栄隠れする湖の民の傲慢さに腹立つかんじ。 初読の時はそれでも先が気になるのでぐんぐん読んだけど、二回めは辛かった。
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