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悼む人
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悼む人

天童荒太(著者)

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商品詳細

内容紹介 亡くなった人「悼む」ために、全国を放浪する坂築静人と、人を信じることが出来ない蒔野が、北海道で出会う。蒔野は、静人の化けの皮を剥ごうと、彼の身辺を調べ始める。静人は、夫殺しの罪を償い出所した奈義倖世と行動を共にしていた。その頃、静人の母・巡子は末期癌を患い、静人の妹・美汐は別れた恋人の子供を身籠っていた。善と悪、愛と憎しみ、生と死が渦巻く人間ドラマが繰り広げられる。
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2008/11/30
JAN 9784163276403

悼む人

¥1,780

商品レビュー

3.9

448件のお客様レビュー

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2026/08/22

なるほど。たしかに。 たとえば、昭和の末から平成の始めにかけての「連続幼女誘拐殺人事件」、平成の「大阪・附属池田小学校事件」、平成の「秋葉原連続殺傷事件」「相模原障害者施設事件」…… 犯人の名前はすぐに思い浮かぶけれど、犠牲になられた方々の名前を僕は思い出せない。 事件の残虐...

なるほど。たしかに。 たとえば、昭和の末から平成の始めにかけての「連続幼女誘拐殺人事件」、平成の「大阪・附属池田小学校事件」、平成の「秋葉原連続殺傷事件」「相模原障害者施設事件」…… 犯人の名前はすぐに思い浮かぶけれど、犠牲になられた方々の名前を僕は思い出せない。 事件の残虐性・悲劇性が強ければ強いほど、亡くなられた方々 ひとりひとりの像は その向こう側に霞んでしまう。一方 犯人のほうが印象に残り、皮肉にも 歴史に名を刻む。 人の「唯一無二性」は 普遍・絶対的なものではなく とても個人的で相対的なものでしかないのだ。 いや、もっとシンプルに言おう。僕にとって 上述の事件はいずれも 「他人事」なのだ。僕が感じてきたのは 自分がもともと抱えていた正体不明で言語化できない鬱憤を 「犯人への怒り」という 見やすく分かりやすいものにすり替えて 心のエネルギーを発散させていたに過ぎない。 共感でも正義でもない。それらとは 似て非なる、ただの野次馬だ。 当事者、すなわち犠牲者や その家族など親しい方にとって、これは一種の暴力なのではないか? いっそのこと 僕などは事件・事故を知らずにいるほうが 被害者の尊厳につながるのではないか? 考え過ぎだろうか? そうとなれば、僕は静人のように 縁もゆかりもない無数の人々を悼んでまわれないから、 僕にとって 唯一無二の ほんの限られた人のことを心に刻もう。 僕が ほんの限られた誰かにとって 唯一無二であることを それだけを願おう。

Posted by ブクログ

2026/05/18

ラスト感動でじんわり泣ける 誰に愛され 誰を愛し どんなことで人に感謝されたか 初めの方はかなり読み進めるのに苦労して何回も諦めた、けれどもなんか気になり読み進めるうちに作品に、静人という人物に惹かれて行った もっと歳を重ねて、2回目を読んだ時 今とは比べ物にならないくらい心...

ラスト感動でじんわり泣ける 誰に愛され 誰を愛し どんなことで人に感謝されたか 初めの方はかなり読み進めるのに苦労して何回も諦めた、けれどもなんか気になり読み進めるうちに作品に、静人という人物に惹かれて行った もっと歳を重ねて、2回目を読んだ時 今とは比べ物にならないくらい心に響いて感動しそう そんな作品

Posted by ブクログ

2026/04/27

正直よくわからなかったです…。 悼むことを生業にしている男が、死をを供養するのですが、目的も伝わらず、なんとなくで最後まで続いてしまった印象でした。 ちょっと謎大き作品ですが、不思議な気持ちでいっぱいです。

Posted by ブクログ

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