悼む人 の商品レビュー
(息子へ) 部長お勧めNo.1。「悼む人」 小説でありながら、死生観をあらためて熟考させられた。死生観=メメト・モリ。 ノンフィクションであれば、「最後の授業」がお勧めだが、同じくらい、いやそれ以上に人の死、そして「生きること」を考えさせられた。 「悼む人」とは?は、本書を...
(息子へ) 部長お勧めNo.1。「悼む人」 小説でありながら、死生観をあらためて熟考させられた。死生観=メメト・モリ。 ノンフィクションであれば、「最後の授業」がお勧めだが、同じくらい、いやそれ以上に人の死、そして「生きること」を考えさせられた。 「悼む人」とは?は、本書を読んでもらわないと、ここでは伝えきれない。ただ、「悼む人」が死んだ人を「悼む」とき知ろうとすることを紹介しておく。 その人は、 誰に愛されていたでしょうか? 誰を愛していたでしょう? どんなことをして、人に感謝されたことがあったでしょうか? ばかな死に方をしたひとであっても、 赤ん坊であっても、 多くの人から悪人扱いされたひとであっても、 「悼む人」が知ろうとした、3つのことは見出せる。 そう、つまり、「生きる」ということは、この、3つに集約できるのかもしれない。 大それたことをしなくてもいい、誰からも羨まれる偉業をなしとげなくてもいい、たった一人に、たった一人からでいい、 ある人を愛し、 ある人から愛され、 ある人に感謝されるようなことをして、、、 生きよう! (お父さんの本の買い方) 守山市立図書館 (読め、もしくは、読むな) 必ず読め! (君が・・・歳のころに) 大学生のころに。
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表紙の船越桂の彫刻に惹かれ読みました。 クォン・ナミさんの本で、翻訳についての題材として使われておりました。 どんなふうに着地するのか気になって、全て読んだけれど好きじゃなかったです。 登場人物のエピソード全て居心地が悪かった。 「悼む人」か〜、そっか〜期待しすぎちゃったな!
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はじめて本で泣いたかもしれない。 人は必ず死に、忘れ去られていく。でも同時に人は「悼む」ことができる。その人が確かに、ここにいたんだ、愛し、愛されていたんだと。忘れるという合理的な選択と忘れてしまう罪悪感が葛藤する人間の心の矛盾の狭間に静人は立つ。そして巡子がその生と死のメビウスの輪を認めた時、涙せずにはいられないだろう。なぜなら、私は死んでも新しい命がまた人に愛され、愛すのだから。
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重厚な作品で読み終わるのに時間を要しました。ただ、決して退屈な内容ではなく、登場人物が皆キャラ立ちしていて、最後まで飽きずに読めました。 テーマは何でしょう?「人生」とか「死」とか、そういった類いのものだと思うのですが、読み終わった後に思ったのは、親が生きているうちに、親孝行し...
重厚な作品で読み終わるのに時間を要しました。ただ、決して退屈な内容ではなく、登場人物が皆キャラ立ちしていて、最後まで飽きずに読めました。 テーマは何でしょう?「人生」とか「死」とか、そういった類いのものだと思うのですが、読み終わった後に思ったのは、親が生きているうちに、親孝行しよう、感謝を伝えておこうと思いました。 (主人公の母親が末期の癌で、緩和ケアしながら生活する様子がリアルに描かれていて、印象に残ったのが要因だと思います。) ちょうどこの小説を読んでいる時、子供とONE PIECEのアニメで『ドラム島編』を観ていました。そこでDr.ヒルルクというキャラクターが以下のセリフを述べていて、妙にこの小説の内容とリンクして、なんだか印象に残りました。 「人はいつ死ぬと思う・・?」心臓を銃で撃ち抜かれた時・・・違う。不治の病に侵された時・・・違う。猛毒のキノコのスープを飲んだ時・・・違う。・・・人に忘れられた時さ。」 人は人に忘れられた時に死ぬ。 この小説で主人公は、死者に対して、誰を愛し、誰に愛され、どんなことで感謝されたかを調べ、その人の死を忘れないよう胸に刻んでいました。 果たして自分は大切な人を失った時、その人のことを覚え続けていられるだろうか。そんなことを自問自答する2025年の冬になりました。
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前半部はサスペンスかと思いきや後半に至り、物語が一気にその姿を変えていく。 下手にこの展開をしてしまうと他のジャンルから借りてきたもののようになってしまい、楽しめない。 だが本書はそうならない。あくまでも自然に、川の流れのように物語が変貌していく様が面白かった。ただ少し突き放しす...
前半部はサスペンスかと思いきや後半に至り、物語が一気にその姿を変えていく。 下手にこの展開をしてしまうと他のジャンルから借りてきたもののようになってしまい、楽しめない。 だが本書はそうならない。あくまでも自然に、川の流れのように物語が変貌していく様が面白かった。ただ少し突き放しすぎでは? と思う箇所もあったし、もっと描いてくれても良い箇所もあった。終盤の評価は完全に分かれる。個人的にはもっと違う視点でも良かったのではと感じた。
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暗い、重い。 共感できる登場人物はいなかったが、死についていろいろと考えるきっかけになった。身体の死を一般的に死と捉えるが、生きていても関係を絶たれ居ないものと扱われる社会的な死もあれば、言葉で刺されて心が死んでしまうこともある。共に生きた時間を誰かが覚えていてくれたらその人の中...
暗い、重い。 共感できる登場人物はいなかったが、死についていろいろと考えるきっかけになった。身体の死を一般的に死と捉えるが、生きていても関係を絶たれ居ないものと扱われる社会的な死もあれば、言葉で刺されて心が死んでしまうこともある。共に生きた時間を誰かが覚えていてくれたらその人の中で生き続けることもできるのだなーと思った。
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新聞などの情報を元に、旅をしながら縁もゆかりもない死者を悼み続ける若者(悼む人)と偶然に彼と出会った人々、また彼の家族の物語。 そういえば、「最近、『悼む』という言葉を使わないぁ~」と思いながら、この本を読んでみようと思った。 「悼む人」というからには、辻村深月氏の「ツナグ」じゃないけれども、死者と交信できたりとか特殊な能力を持った人かと思ったけれど、全く、普通の青年だった。しかし、悼みながら彼自身の葛藤と成長、そして彼が最後に行きついた死者への悼み 「この人は誰かに愛され、誰を愛したでしょうか。どんなことで人に感謝されたでしょうか」 は、素晴らしい問いだ思った。死んだ人について訊くのは、これで必要かつ十分なんじゃないかと。。。 「悼む」ということで、多くの死者とその関係者が登場したけれど、その度に涙を禁じえなかった。 映画にもなっているようだから、映画も見てみようかな。。。
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誰に愛されていたか、誰を愛していたか、誰に感謝されていたか、この3つが死者を覚えておける問いというのが印象的だった。最後まで自宅に帰らなかったのは親不孝ものだと叱りたい。(帰ったっけ?記憶が曖昧)
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「悼む人」ずっと本棚に置いてあったけどなかなか読めず、年末年始にやっと読了。 何とも言えない気持ちになった。悼む人、誰を愛し、誰を愛して、どんなことをして人に感謝されたのかをできる限り胸に残そうとする人。 静人はどんな気持ちでずっとずっと亡くなった人たちを思って日本中を回っていた...
「悼む人」ずっと本棚に置いてあったけどなかなか読めず、年末年始にやっと読了。 何とも言えない気持ちになった。悼む人、誰を愛し、誰を愛して、どんなことをして人に感謝されたのかをできる限り胸に残そうとする人。 静人はどんな気持ちでずっとずっと亡くなった人たちを思って日本中を回っていたのか。 誰にでも訪れる死だからこそどう向き合うのか…自分と関係のない所で訪れている死がたくさんあることも改めて感じさせられ、とても考えが深くなる作品だった。
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そう来たかという感じ・・・死生観は流行りかな^^ まぁ、ちょっとワタシにはピンとこなかった。母親の闘病はなんとなく身近に感じたかな。残酷ではあるけど、少々詰め込みすぎの感あり。
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