商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2008/11/22 |
JAN | 9784488483012 |
- 書籍
- 文庫
啄木鳥探偵處
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啄木鳥探偵處
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商品レビュー
3.2
24件のお客様レビュー
面白かったけど、石川啄木の性格悪さにイライラ 金田一京助の軟弱さ、人の良さにモヤモヤ 腹立ち過ぎて、内容が時々入ってこなかった
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何だかわからないけれど、めっちゃ読みにくかった。最後の魔窟の女になると割と読み進みやすかったけれど。 アニメが他文豪もモリモリ出して派手だったからか、こちらは淡々と物語が進む感じ。かわりにというか、原作ではちゃんと奥さんとか家族が出てきているけれど、奥さんが出て来たことでますます啄木のクズさが上がってしまった…。こうしてみると啄木、マジいい所ないな…力関係に差がありすぎてバディというより主従というか、京助がただただいいように利用されているというか…惚れた弱みにしても都合よすぎた印象。 ミステリーとしてはスタンダードというか基本をきっちりおさえてる感あり。
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明治42年の東京。生活に困窮した啄木は探偵業で生活費を稼ぐことに。 颯爽として、嘘つきでやんちゃ、泣き虫で愛妻家で独りよがり、饒舌で見栄っぱり、酒呑みの女好き、ロマンチックなサディスト、先見の詩人、そして天才歌人の石川啄木が、彼の才能に惚れ込んだ初心な金田一京助を巻き込んで事件を追う。5篇。 浅草の凌雲閣に夜な夜な現れる幽霊の謎。 浅草奥山で評判の生き人形に喉笛を食い破られたような死体の謎。 空を飛ぶ奇術師が電線に首を引っ掛けて死亡。彼は本当に空を飛んだのか。 浅草の遊郭で京助と一緒にいた娼婦の死。窮地に立った京助だったが。 人気イケボ声優が話題だったらしいアニメを2話ほど見て、意味が分からず、本を読んでみた…。 これから改めて見直してみよう。 啄木のどこにそんな魅力が?というくらい、振り回される京助さんがお気の毒。 あと、時系列が飛んでる?ちょっと混乱。 でも、それぞれの事件の最後に啄木が詠む歌が、事件をぎゅーっと詰め込んで、一気に解き放つよう。 いい感じ。 啄木の短歌を改めて読みたくなった。 アニメ観て「ゴンドラの唄」が頭をぐるぐるまわる。色っぽい歌詞よねえ。
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