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啄木鳥探偵處 の商品レビュー

3.2

24件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

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  5. 1つ

    1

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2023/09/04

面白かったけど、石川啄木の性格悪さにイライラ 金田一京助の軟弱さ、人の良さにモヤモヤ 腹立ち過ぎて、内容が時々入ってこなかった

Posted byブクログ

2022/04/18
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何だかわからないけれど、めっちゃ読みにくかった。最後の魔窟の女になると割と読み進みやすかったけれど。 アニメが他文豪もモリモリ出して派手だったからか、こちらは淡々と物語が進む感じ。かわりにというか、原作ではちゃんと奥さんとか家族が出てきているけれど、奥さんが出て来たことでますます啄木のクズさが上がってしまった…。こうしてみると啄木、マジいい所ないな…力関係に差がありすぎてバディというより主従というか、京助がただただいいように利用されているというか…惚れた弱みにしても都合よすぎた印象。 ミステリーとしてはスタンダードというか基本をきっちりおさえてる感あり。

Posted byブクログ

2021/09/28
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明治42年の東京。生活に困窮した啄木は探偵業で生活費を稼ぐことに。 颯爽として、嘘つきでやんちゃ、泣き虫で愛妻家で独りよがり、饒舌で見栄っぱり、酒呑みの女好き、ロマンチックなサディスト、先見の詩人、そして天才歌人の石川啄木が、彼の才能に惚れ込んだ初心な金田一京助を巻き込んで事件を追う。5篇。 浅草の凌雲閣に夜な夜な現れる幽霊の謎。 浅草奥山で評判の生き人形に喉笛を食い破られたような死体の謎。 空を飛ぶ奇術師が電線に首を引っ掛けて死亡。彼は本当に空を飛んだのか。 浅草の遊郭で京助と一緒にいた娼婦の死。窮地に立った京助だったが。 人気イケボ声優が話題だったらしいアニメを2話ほど見て、意味が分からず、本を読んでみた…。 これから改めて見直してみよう。 啄木のどこにそんな魅力が?というくらい、振り回される京助さんがお気の毒。 あと、時系列が飛んでる?ちょっと混乱。 でも、それぞれの事件の最後に啄木が詠む歌が、事件をぎゅーっと詰め込んで、一気に解き放つよう。 いい感じ。 啄木の短歌を改めて読みたくなった。 アニメ観て「ゴンドラの唄」が頭をぐるぐるまわる。色っぽい歌詞よねえ。

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2021/07/07

石川啄木と金田一京助、2人の五編探の偵物語 啄木鳥探偵處に舞い込む やや貧乏くじを引いている金田一さん けれどなんだかんだ石川君の事を見捨てられないんだねぇ アニメも観ていたけれど、アニメで出たキャラ皆出るのかと思ったが2人だけだったのは少し悲しい

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2020/12/13
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アニメを見てから原作を読もうと思ってました。ただし、アニメは途中で脱落。そして登場人物はアニメと違い、石川啄木と金田一京助のみ。時代なんでしょうが啄木の貧乏さが痛い。それにしてもわたしだけなんでしょうが、時系列が行ったり来たりで読みにくい。多分アニメを脱落したのもこれが原因か。ちゃんとついていける頭がないf^_^;作者さん、若い方だと思ってましたがもうお亡くなりになってました。おもしろかったんだけど続編はないのかなぁ。

Posted byブクログ

2021/09/16

ちょうどアニメ化されていて、好きな声優さんが参加されていたこともあり、気になり原作も読んでみた。当時の日本の時代背景ともリンクしていて読んでいるうちに、タイムスリップしたようだった。表現が美しく、色彩豊かに描かれている。内容はミステリーだけど、啄木がとても愛おしく感じる作品だった...

ちょうどアニメ化されていて、好きな声優さんが参加されていたこともあり、気になり原作も読んでみた。当時の日本の時代背景ともリンクしていて読んでいるうちに、タイムスリップしたようだった。表現が美しく、色彩豊かに描かれている。内容はミステリーだけど、啄木がとても愛おしく感じる作品だった。

Posted byブクログ

2020/11/11
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生活苦のために探偵家業を始める石川啄木と、巻き込まれて助手役を請け負う金田一京助。 実在の人物をモチーフにした創作ではあるが、そもそも探偵をやっている時点で…、なので、それほど元の人物に忠実なわけではない。 啄木の人間性に辟易しながらも、同時に彼の口車に乗せられることが嫌いじゃない、という京介の心酔とお人好し加減がよかった。京介はぐいぐい引っ張ってくれるタイプに弱そうだし、啄木にカリスマ性があるというよりは、2人の相性が良いんだろうな。

Posted byブクログ

2020/10/01

歌人・石川啄木が国文学者・金田一京介を相棒に、貧困の金の足しに探偵業を営むミステリー。 探偵業とイメージが結びつかない、実在の人物二人が主人公というのに読む前は「?」となりましたが、石川啄木のくず…もといぶっ飛んだ性格・エピソードと明治後期にまだ潜む闇深さや世情が折り重なって、重...

歌人・石川啄木が国文学者・金田一京介を相棒に、貧困の金の足しに探偵業を営むミステリー。 探偵業とイメージが結びつかない、実在の人物二人が主人公というのに読む前は「?」となりましたが、石川啄木のくず…もといぶっ飛んだ性格・エピソードと明治後期にまだ潜む闇深さや世情が折り重なって、重厚な内容となり、地味ながらも個人的には大変好みで面白く読めました。 収められている5つの短編は、時代性もあってか、それぞれの結末は暗く、切なく、やるせなさが残りますが、啄木と金田一の噛み合っているような、いないようなホームズ&ワトソンぶりや、啄木の一句に結末を締められると、ひどく引きづるのではなく、独特の余韻となっているのが特に良かったです。 また、最初の1編目は文章にクセがあり読みにくいが、各話の発表の時差もあるのか1篇ごとに読みやすくなりながら、文章に広がる独特の世界観を損なわなかったのが、著者の技量のすごさだと思いました。

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2020/07/21

評価下げてすみません。辛口です。 これはミステリーなのでしょうか・・・。 最後の答えありきで、ストーリーを進めているというか、ここ違和感を覚えるべき箇所ですってマーカーされてる感じがあります。序盤で犯人もわかってああやっぱりね、という。謎も謎解きもパッとしない。作者の中では流暢...

評価下げてすみません。辛口です。 これはミステリーなのでしょうか・・・。 最後の答えありきで、ストーリーを進めているというか、ここ違和感を覚えるべき箇所ですってマーカーされてる感じがあります。序盤で犯人もわかってああやっぱりね、という。謎も謎解きもパッとしない。作者の中では流暢にストーリーは流れているのかもしれないけれど、ん?どういうこと?ってイマイチ理解しきれない箇所が多くノリきれませんでした。 この作品だけ読んでいるとどうしてアニメ化になったのか。最近文豪が活躍するアニメやゲームが増えたので目をつけられたということなのでしょうか。 アニメ化するくらいなのだからきっと面白いと信じて読み進めましたが途中で挫折しました。 期待してただけに残念です。

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2020/06/13

http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2008/11/post-ae8a.html

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