商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2008/10/31 |
JAN | 9784103100713 |
- 書籍
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ギンイロノウタ
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ギンイロノウタ
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商品レビュー
2.8
60件のお客様レビュー
「ひかりのあしおと」 とにかく主人公の女の子の母親がなんかこう…分かるんだけど…気味が悪いよなあ……。何なんだろう、あれは……????? そんな異様な家庭環境で育った少女は、誰かを愛することも、誰かと体を重ねることも、何もかも歪に育ってしまい……。 嫌な予感しかしない。 どうして...
「ひかりのあしおと」 とにかく主人公の女の子の母親がなんかこう…分かるんだけど…気味が悪いよなあ……。何なんだろう、あれは……????? そんな異様な家庭環境で育った少女は、誰かを愛することも、誰かと体を重ねることも、何もかも歪に育ってしまい……。 嫌な予感しかしない。 どうしてこんなにも幸せと程遠い距離にいるんだろう、村田沙耶香作品の主人公は…。 「ギンイロノウタ」 こちらも歪んだ家庭環境で育った女の子の幼少期~大学卒業後。 こんなにも転落人生ってあるんかいな…絵に描いたような社会不適合者で…うーん、村田沙耶香作品だ…。 コンビニでバイトしてる時点でもう嫌な予感が止まらない。 あと自分をそんなに安売りしてどうするの…何にもならないよ……。
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村田沙耶香先生の小説は「コンビニ人間」から始まり5冊目の読了です。何冊か読んでいると、「コンビニ人間」は「まとも」で理解しやすい作品だったなあ…と感じます。村田先生の小説を初めて読む人は「コンビニ人間」からぜひ、どうぞ。 こちらは「ひかりのあしおと」と「ギンイロノウタ」の二部作...
村田沙耶香先生の小説は「コンビニ人間」から始まり5冊目の読了です。何冊か読んでいると、「コンビニ人間」は「まとも」で理解しやすい作品だったなあ…と感じます。村田先生の小説を初めて読む人は「コンビニ人間」からぜひ、どうぞ。 こちらは「ひかりのあしおと」と「ギンイロノウタ」の二部作。どちらも毒親持ちの主人公ですね。常人には理解できない作品かも知れません。一言で言うと狂気です。私もなんだかよくわからないですが、いつもながら村田沙耶香ワールドすごいなあと思います。話の展開もそうですが、よくそんな表現が思いつくなあって。「ギンイロノウタ」の中の、「青い天井にこんなにしっかりと塞がれているのに、なぜここを「外」と呼ぶのか、私には理解できなかった」という一文がとりわけ好きです。どうしてこんなことを思いつくことが出来るのか…先生の頭の中はどうなっているんでしょうか?知りたくて、先生の小説を全て読んでみたいです。
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この本が村田さんの本で読んだ一作目だったら、他の本を読んでみようとは思わなかっただろうな…というのが本音。 2作どちらの主人公にも入り込めず、精神的に病んでいるような彼女らに共感ができなかった。 殺意とは何が。というテーマであれば、殺人出産のほうが私は好きかな、という感想。
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