ギンイロノウタ の商品レビュー
なかなかに病的でついていけない。 刺激敵で引き込まれる部分はある。共感よりも怖いもの見たさかも。 性癖を描いている、根っこのところに誰しもある癖を極端に発露しているのだろうが、いささか思考・行動がお話としても私の許容範囲の外側にある。私は男性だが、女性は少なからず共感するのだろう...
なかなかに病的でついていけない。 刺激敵で引き込まれる部分はある。共感よりも怖いもの見たさかも。 性癖を描いている、根っこのところに誰しもある癖を極端に発露しているのだろうが、いささか思考・行動がお話としても私の許容範囲の外側にある。私は男性だが、女性は少なからず共感するのだろうか、共感するとしても、この発露の仕方は読書としてスリリングで気持ちの良いものなのだろうか。感覚的に分からない。
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4.8/5.0 ・ひかりのあしおと 世の中と自分の間に距離を感じ、性交への違和感が拭えない。 自分がこれまで読んできた村田沙耶香作品と同じようなテーマ性、主人公像だと感じた。 この不気味な雰囲気とどこかズレている世界の中で主人公が感じている「違和感」が印象的だった。 ・ギンイロ...
4.8/5.0 ・ひかりのあしおと 世の中と自分の間に距離を感じ、性交への違和感が拭えない。 自分がこれまで読んできた村田沙耶香作品と同じようなテーマ性、主人公像だと感じた。 この不気味な雰囲気とどこかズレている世界の中で主人公が感じている「違和感」が印象的だった。 ・ギンイロノウタ 「なぜ自分にはみんなと同じことが出来ないんだ」という感覚に大いに共感した。そして集団に馴染めない様子もまたリアルだった。 少女が大人の女性になっていく過程の苦悩も結構多く描かれている。自分は男だからそういった感覚を完全に理解出来るわけではないが、その女性であることに葛藤する主人公の姿自体は他人事ではない気がした。 彼女は最終的に「自分は特別なんだ」という思考に行き着くが、これも共感出来た。自分にも「自分は特別だ」と言い聞かせることでなんとか生きているような時があった。 自分にとってかなり生々しい小説だった。
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なんて言ったらいいか分からない 村田沙耶香ワールド全開 凄い! これ知らない人がいきなり読んだら無理な人は無理だろうなぁ 私は村田さん大好きなのでこの世界観が好き 独特で他の小説では味わえない面白さがある 引き込まれてどんどん読み進めてしまう 気持ち悪いんだけどどこか気持ちいいよ...
なんて言ったらいいか分からない 村田沙耶香ワールド全開 凄い! これ知らない人がいきなり読んだら無理な人は無理だろうなぁ 私は村田さん大好きなのでこの世界観が好き 独特で他の小説では味わえない面白さがある 引き込まれてどんどん読み進めてしまう 気持ち悪いんだけどどこか気持ちいいような 両タイトル共通して思うのは環境が悪いな 生まれ育ってきた環境が最悪だった 異常な家庭環境がそもそも異常だと気づかないくらいそのまま育ってきてもう取り返しのつかない地点にいる 両親がせめてまともだったら違ったのかな だれか相談できる助けてくれる話を聞いてくれる大人がいたら違ったのかなとも思う
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「ひかりのあしおと」 とにかく主人公の女の子の母親がなんかこう…分かるんだけど…気味が悪いよなあ……。何なんだろう、あれは……????? そんな異様な家庭環境で育った少女は、誰かを愛することも、誰かと体を重ねることも、何もかも歪に育ってしまい……。 嫌な予感しかしない。 どうして...
「ひかりのあしおと」 とにかく主人公の女の子の母親がなんかこう…分かるんだけど…気味が悪いよなあ……。何なんだろう、あれは……????? そんな異様な家庭環境で育った少女は、誰かを愛することも、誰かと体を重ねることも、何もかも歪に育ってしまい……。 嫌な予感しかしない。 どうしてこんなにも幸せと程遠い距離にいるんだろう、村田沙耶香作品の主人公は…。 「ギンイロノウタ」 こちらも歪んだ家庭環境で育った女の子の幼少期~大学卒業後。 こんなにも転落人生ってあるんかいな…絵に描いたような社会不適合者で…うーん、村田沙耶香作品だ…。 コンビニでバイトしてる時点でもう嫌な予感が止まらない。 あと自分をそんなに安売りしてどうするの…何にもならないよ……。
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村田沙耶香先生の小説は「コンビニ人間」から始まり5冊目の読了です。何冊か読んでいると、「コンビニ人間」は「まとも」で理解しやすい作品だったなあ…と感じます。村田先生の小説を初めて読む人は「コンビニ人間」からぜひ、どうぞ。 こちらは「ひかりのあしおと」と「ギンイロノウタ」の二部作...
村田沙耶香先生の小説は「コンビニ人間」から始まり5冊目の読了です。何冊か読んでいると、「コンビニ人間」は「まとも」で理解しやすい作品だったなあ…と感じます。村田先生の小説を初めて読む人は「コンビニ人間」からぜひ、どうぞ。 こちらは「ひかりのあしおと」と「ギンイロノウタ」の二部作。どちらも毒親持ちの主人公ですね。常人には理解できない作品かも知れません。一言で言うと狂気です。私もなんだかよくわからないですが、いつもながら村田沙耶香ワールドすごいなあと思います。話の展開もそうですが、よくそんな表現が思いつくなあって。「ギンイロノウタ」の中の、「青い天井にこんなにしっかりと塞がれているのに、なぜここを「外」と呼ぶのか、私には理解できなかった」という一文がとりわけ好きです。どうしてこんなことを思いつくことが出来るのか…先生の頭の中はどうなっているんでしょうか?知りたくて、先生の小説を全て読んでみたいです。
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この本が村田さんの本で読んだ一作目だったら、他の本を読んでみようとは思わなかっただろうな…というのが本音。 2作どちらの主人公にも入り込めず、精神的に病んでいるような彼女らに共感ができなかった。 殺意とは何が。というテーマであれば、殺人出産のほうが私は好きかな、という感想。
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面白いけど怖い。 思春期の危うさを凝縮している感じ。 「しろい街の、その骨の体温の」と似ているけど、 しろい〜 はまだ救いがあったけど、 こちらは救いがない。 とにかく怖い。
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村田沙耶香2冊め。 「ひかりのあしおと」は主人公の語り口がぶつ切りで連なっていくので、あまり入り込めませんでした。男性(レンアイ)には困らない描写も、そんな事あるかなあ?と思った。 「ギンイロノウタ」はスリルがあり結構読みやすかったです。両方の作品に言えることですが、主人公の頭は...
村田沙耶香2冊め。 「ひかりのあしおと」は主人公の語り口がぶつ切りで連なっていくので、あまり入り込めませんでした。男性(レンアイ)には困らない描写も、そんな事あるかなあ?と思った。 「ギンイロノウタ」はスリルがあり結構読みやすかったです。両方の作品に言えることですが、主人公の頭はおかしくないし、むしろ頭の良さを感じさえするのですが(語り口の文章からそう伺えます)色んな事が下手すぎてイライラします。
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ひかりのあしあと 嫌がらせをうけた少女が光を恐れてしまいヤンデレ化。しかし仏のような相手に諭され、光は自分の味方であることに気づく。読んでて、全く意味が分からず狂いそうになった。いや本当に何一つわけが分からない。これが噂に聞くクレイジー沙耶香の本領なのか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読書備忘録630号。 ★★★。 大好きな村田ワールド。 引き続き図書館の予約本が全然回ってこないので手に取りました。 中編2本。村田ワールドの中でも難易度が高いのではないでしょうか? 作者が病んでいるのではないかと思ってしまう。笑 ただ、どちらも凄く悲しい物語でした。 「ひかりのあしおと」 古島誉。小学校低学年のころ、高学年の女子たちのいたずらで公園のトイレに閉じ込められ怖い目にあった。その時から光を恐れ、イタズラの時に浴びかけられた呪文「ピジイテチンノンヨチイクン」が大人になっても頭から離れない。 それがなぜか大学生になると性欲と繋がる。そして男性に対して強姦・殺人まがいの行為まで発展していく。 「ギンイロノウタ」 土屋有里。内気な女の子。 家庭内で絶対的支配権をもつ父親。こびへつらう母親。母親は夫に怒られるとそれを全て有里のせいにしてきた。幼稚園の頃から、有里はダメだダメだダメだ、と。 テレビアニメの主人公、魔法少女パールちゃんが憧れ。 文房具屋さんで指示棒(ラジオのアンテナのように伸びる銀色の棒)を購入。 それを魔法のステッキのように使って遊ぶ。パールちゃんの服が脱げて下着だけになってしまうハプニングの回。パールちゃんを囲っていた男性陣の目がハートになったことで、自分の価値を見出すのは男の目だと気づく。押入れの天井に新聞広告から切りぬいた男性の目玉を無数に貼り付けて自慰行為を始める・・・。有里はまだ小学生。 そして有里は中学生に。粗雑な男子中学生にやらせろ、と家に連れ込まれる。これをきっかけに自慰行為が指示棒を使ったものにバージョンアップ。 そしてハラスメントまがいの熱血教師にクラスの晒し者にされ、ノートにその教師を殺し死体を切り刻む文章をひたすら書くことが自慰行為となる。 そして有里は女子高生に。指示棒を使って、自分の身体にある銀色の扉を開けるんだぁ!となる。 理解不能でした。笑 ほんとに悲しい。主人公の2人が自分では制御できない状況になっていく様が痛々しい。決して本人たちが狂っている訳ではなく、そうなっていく悪意に満ちた周囲のプロセスが明確にあること。それは親であり、イジメであり、ハラスメントであること。 繰り返しますが、村田ワールドでも難易度超A級でした。最近の作品の方がより洗練された狂気になっているような気がする。笑
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