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雨やどり 文春文庫
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雨やどり 文春文庫

半村良(著者)

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雨やどり 文春文庫

426

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 1979/04/09
JAN 9784167163068

雨やどり

¥426

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2025/12/04

 半村良は、私の中では伝奇作家だった。その印象と、表紙の滝田ゆうのイラストが私の中で結びつかず、じゃあ読んで確かめてみようと思い、買った。  この連作集は、一九三三年(昭和八年)生まれの著者や、一九三一年(昭和六年)生まれの滝田さん達が、焼け跡闇市だった頃の歌舞伎町を懐かしむ意図...

 半村良は、私の中では伝奇作家だった。その印象と、表紙の滝田ゆうのイラストが私の中で結びつかず、じゃあ読んで確かめてみようと思い、買った。  この連作集は、一九三三年(昭和八年)生まれの著者や、一九三一年(昭和六年)生まれの滝田さん達が、焼け跡闇市だった頃の歌舞伎町を懐かしむ意図で書かれている。一九七〇年安保の学生達は作中で、あるべき新宿を理解できない馬鹿者(若者)達として描かれる。つまりご存命ならば九十代半ばから百二十代あたりの男達女達が、今の七十代から八十代にかけての連中を(最近の若者は⋯⋯)と嘆いているような新宿物語なのである。その新宿は、徹頭徹尾、酒場と色町としての新宿である。他の要素も色々新宿にはあったと思うのだが、それらには一切触れられない。もう数百年寝かせたら味が出るかも。

Posted by ブクログ

2010/07/07

第72回直木賞。 古きよき時代の新宿の話。バーテン・仙田を軸にした全8編の短編集だが、話はすべて連続している。 バーならではの人間模様を、バーテンの経験がある著者がしっかりとした観察眼で表現。ノンフィクションなのかも?と思ってしまうほど、客や従業員の機微を描き出している。 一見な...

第72回直木賞。 古きよき時代の新宿の話。バーテン・仙田を軸にした全8編の短編集だが、話はすべて連続している。 バーならではの人間模様を、バーテンの経験がある著者がしっかりとした観察眼で表現。ノンフィクションなのかも?と思ってしまうほど、客や従業員の機微を描き出している。 一見なんてことない小さい世界の、なんてことない人物しか登場しないが、印象に残る一冊。

Posted by ブクログ

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