商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2008/10/09 |
JAN | 9784582834055 |
- 書籍
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息の発見
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息の発見
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商品レビュー
3.3
8件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
息を意識し始めたのは、退職後、気持ちに、時間に、ゆとりができ、自分の体を改めて認識してからです。それまでは、呼吸は無意識でした。 五木寛之&弦侑宗久「息の発見」、2008.10発行。今は顔面筋トレ、口腔ケアをはじめ、深い呼吸、鼻呼吸、腹式呼吸につとめています。「人息を吐いて生まれ、息を吸って死す・・・・・」「日常のライフスタイル、柔軟さこそ、いのち本来の力」
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飲まず食わずでも人は直ぐには死なないけど 呼吸を止めたら、ものの10分もあれば死んでしまう。 とっても興味深い対談。 たまに五木さんの頑なさが気になるけれど、 とっても深いところで交わされる会話に、引き込まれる。
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生きているものは、呼吸が止まれば死んでしまう。 しかし、ふだんは意識しないものだ。 それを意識すれば、病気まで治す力があるという。 意識ということは、イメージ力も手伝うという意味であろう。 そういう意味でホゥと思ったのは、白隠禅師の「内観の法」である。 それは、意識を集中していく...
生きているものは、呼吸が止まれば死んでしまう。 しかし、ふだんは意識しないものだ。 それを意識すれば、病気まで治す力があるという。 意識ということは、イメージ力も手伝うという意味であろう。 そういう意味でホゥと思ったのは、白隠禅師の「内観の法」である。 それは、意識を集中していくと、臍下丹田に気が充実し心身の調和が保て、内臓器官が正常に働き病が治るという教えである。 イメージ療法であろう。瞑想の一種なのだと思う。 黄檗宗へ繋がる幻住派という流れの元には、中国の中峰(チュウホウ)禅師という方がいて、禅師にもかかわらず、念仏をも双修したという。 要するに、浄土と禅をふたつ修したということである。 人を見て、場合によってはときに応じて、念仏をやりなさいということもあったという。 そういえば、良寛さんも、曹洞宗の禅師なのに、お墓は浄土真宗にある。 こだわらない、そういうところがいいなあと思う。 様々な話が豊かで面白かった。 五木さんは他力主義であり、玄侑さんは臨済宗の禅憎である。 だから、よけいにおもしろい。 表紙は伊藤若冲の蓮池図。 若冲のこの絵は、重要文化財なのだそうだ。 全く媚びないが、かといって冷たくはない。 全体を見たいものだ。
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