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物語 フランス革命 バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで 中公新書
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物語 フランス革命 バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで 中公新書

安達正勝【著】

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物語 フランス革命 バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで 中公新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2008/09/25
JAN 9784121019639

物語 フランス革命

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商品レビュー

4.3

60件のお客様レビュー

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2025/09/09

フランス旅行をきっかけにフランス革命について知りたくなって購入。熱が冷めないうちに読んだので非常に楽しめた。文章ばかりでそれなりに厚さのある新書だが、フランス革命に関心があればぜひ読んでほしい。

Posted by ブクログ

2025/08/16

歴史の本ですが、ひとりひとりの人間にフォーカスされた内容も多く、読みやすいです。 フランス革命、結構残酷なんですね。 国民主権という概念から、現代に繋がる重要な革命であることは知っていましたが、かなり混沌としていて、だれが良いも悪いも言い切れないなあといった感想でした。 ただ、現...

歴史の本ですが、ひとりひとりの人間にフォーカスされた内容も多く、読みやすいです。 フランス革命、結構残酷なんですね。 国民主権という概念から、現代に繋がる重要な革命であることは知っていましたが、かなり混沌としていて、だれが良いも悪いも言い切れないなあといった感想でした。 ただ、現代に生きる身としては、フランス革命という事象自体はとてもありがたいように思えます。 所有と身分に関する転換はその後のすべてに繋がるわけですからね。 資本主義とか。 あと、個人的にはルイ16世嫌いじゃないです。人となりがなんとなく分かって、応援したくなりました。

Posted by ブクログ

2025/03/17

フランス革命について人物を中心に、題名通り「物語」のように書かれており、あまりヨーロッパの歴史に詳しくない自分にも非常に分かりやすく面白く読むことができた。 フランス革命期の対応のまずさから無能なイメージが付き纏うルイ16世。実際には革命まで優れた治世を行い、優れた啓蒙君主であっ...

フランス革命について人物を中心に、題名通り「物語」のように書かれており、あまりヨーロッパの歴史に詳しくない自分にも非常に分かりやすく面白く読むことができた。 フランス革命期の対応のまずさから無能なイメージが付き纏うルイ16世。実際には革命まで優れた治世を行い、優れた啓蒙君主であったからこそ革命が成立した。寧ろ「国王の革命」が端緒であった。三部会も第三身分である民衆の声が無視できなくなって招集されたのではなくルイ16世の発案であったり、革命も当初は王政を否定するものではなかった。革命の象徴のイメージがある三色旗の「白」はブルボン家の色でありパリと王家の和解の象徴であるなど、今まで自分が捉えていたフランス革命と全く違うものだった。歴史を含めてしっかりと事実を学ぶ大切さを感じた。「人間の平等」と「人道的な処刑法」としてギロチンが考案、昔と違って効率的な処刑方法だったため恐怖政治期におぞましい活躍をした。後に恐怖政治で数々の人々をギロチン送りにしたロベスピエールがかつては死刑廃止の強行論者だったのも興味深く、ギロチン一つを取っても様々な学びがあった。 「人間の自由と平等」を謳いながらも女性の政治的権利を認めない(一方で政治犯として断頭台には送った)事や、この理念と完全衝突する植民地経営を行うなど、理念が自己都合的で一貫していなかった面は否めないが、やはりこの思想が今の私達の世界を作った事は間違いない。その一方、理念や思想、正義感はフランス革命の恐怖政治期に見られるようにしばしば暴走し、簡単に人の命を奪う。ヒトラーですら私心はなく自身が信じる正義感でホロコーストを実行した。正義感は本当に恐ろしく厄介である事を再認識した。それはそれとして、ルイ16世やマリー・アントワネット、ロベスピエール、ナポレオン、その他の多くのフランス革命に関わった人達のお陰で今の民主主義社会がある事を考えると、彼らに感謝の念を覚えた。

Posted by ブクログ