商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2008/09/25 |
JAN | 9784087463552 |
- 書籍
- 文庫
ムボガ
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ムボガ
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商品レビュー
3.1
9件のお客様レビュー
茨城県の街で、サラリーマンをやりながら夏祭などでオリジナルのファンクを演奏するおやじバンド、コレステローラーズ。ある夏祭で演奏したとき、珍しく熱心に聴いてくれる黒人男性がいた。彼の名前がムボガ。ムボガにライブの演奏テープを渡すと、ムボガの故郷のトポフィからコレステローラーズの招待...
茨城県の街で、サラリーマンをやりながら夏祭などでオリジナルのファンクを演奏するおやじバンド、コレステローラーズ。ある夏祭で演奏したとき、珍しく熱心に聴いてくれる黒人男性がいた。彼の名前がムボガ。ムボガにライブの演奏テープを渡すと、ムボガの故郷のトポフィからコレステローラーズの招待が届き、トポフィではスター扱いに。しかし日本へ帰国すると、様相は変わっていた…。 おやじバンドが、変な外人ムボガの天真爛漫さに振り回され、紆余曲折を経て成功する、そういう話だと思って読み始めるが、そうは問屋が卸さない。なにしろ、早々にムボガが行方不明になってしまうのである。 その背景にあるのは、日本人の外国人労働者に対する無理解と差別意識にある、というのが本作の多くのところを占めている。 扶美夫らの方はと言うと、サラリーマンを辞め、家族の崩壊の危機を迎えるというそれぞれのドラマに直面する。 この作家ははじめて読んだのかも。その中でもふとバンドものという点で手にとった作品であったため、やや採点は甘め。 しかし、バンドの演奏シーンがほぼ無いのが玉に瑕である。
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親父バンドを通しての在日外国人問題ですかね。 何をどう伝えたいのかが自分にはわからないです。 ラストもハッピーエンドかなと考えさせられます。 中途半端にリアルです。 登場人物に悪い人がいないのが良いですね
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おやじバンドの奮闘記。 地元で細々と活動していた、おやじバンド「コレステロラーズ」が、出会ったトポフィー人のムボガの仲介で、アフリカのトポフィー共和国で行われる音楽フェスに出ることになり、熱狂的な歓迎を受ける。 帰国後、自分たちのバンドの可能性に舞い上がったメンバーは、メジャ...
おやじバンドの奮闘記。 地元で細々と活動していた、おやじバンド「コレステロラーズ」が、出会ったトポフィー人のムボガの仲介で、アフリカのトポフィー共和国で行われる音楽フェスに出ることになり、熱狂的な歓迎を受ける。 帰国後、自分たちのバンドの可能性に舞い上がったメンバーは、メジャーデビューを夢見て上京したが、マネージャーに騙されてしまう。 しかし日本人初のファンの高森しおりをマネージャーに据え、外国人に受ける音楽性を前面に再起を図る。 だが、外国人を集めようとすると外国人労働者の差別問題に向きう合うことになり、衝突やマスコミからの攻撃をうけてしまう。 メンバーの家族との確執と、ムボガの国の問題がリンクし、外国人労働者問題にメスを入れる。 リアルな問題提議で為になりました。
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