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闇の公子 ハヤカワ文庫FT
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闇の公子 ハヤカワ文庫FT

タニスリー【著】, 浅羽莢子【訳】

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闇の公子 ハヤカワ文庫FT

836

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2008/09/15
JAN 9784150204761

闇の公子

¥836

商品レビュー

4.2

31件のお客様レビュー

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2025/01/15

タニス・リーの最高傑作だと思うシリーズ。「現代のシェヘラザード」と呼ばれたリーの面目躍如と言える妖しい美しさに満ちた物語。 リーが亡くなってかなり経つとはいえ、作品の殆どが版元品切になっているのは残念という他ない。もっと注目されて然るべき作家だと思うのだが。

Posted by ブクログ

2024/08/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ファンタジーであり、昔々のお伽話であり、古文であり、闇の話であり光の話である。全体に漂う暗いエロチズム。さんざ人を狂わせ続けた(憎らしいな〜と思っていた)闇の王が地球の人々の為身を投げ出して、少しは好きになれそうだと思ったら7人の生娘の胎を借りて蘇ってキーッ!全体にかなり装飾的だったのに読みやすくて、スラスラ読めました。

Posted by ブクログ

2023/12/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

妖魔の王アズュラーンによる気まぐれで翻弄される人々のオムニバス。とにかく文章が美しい。人生を狂わされる人間の矮小さ、純粋さ愛おしさが際立ちそりゃ何でも出来るアズュラーンも愉しくてちょっかい出しちゃうよね。 結局自分で自分の首をしめる結果になるけど、種まきの段階から憎悪と対峙する場面、その流れも完璧。あと復活するラストはなんだか笑える。 「平たい地球」シリーズ第1作だけどこれだけ完成されてると思う。ダークファンタジーの最高峰。 タニス・リーはやっぱり凄くて変わらず好きなんだけど翻訳された浅羽さんもとてつもなく凄い人なんだなと再認識した。なのになんで絶版なんだ....!!!!

Posted by ブクログ