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囁く影 ハヤカワ・ミステリ文庫
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囁く影 ハヤカワ・ミステリ文庫

ジョン・ディクスン・カー(著者), 斎藤数衛(訳者)

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囁く影 ハヤカワ・ミステリ文庫

770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1981/06/30
JAN 9784150703585

囁く影

¥770

商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

全編におどろおどろし…

全編におどろおどろしさが漂う、カーらしい作品。ミステリファン必読の傑作です。

文庫OFF

2025/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最近のカーやたら面白いなあ。アイデア命のミステリー作品なのにシリーズ中盤からエンジンかかっていくって珍しいんじゃね。 殺人クラブに招かれたマイルズは、主賓の大学教授から6年前に古塔の頂で起こった不可解な刺殺事件の話を聞く。犯行時間にその塔には誰も入った者がおらず、塔の死角から上空20mをよじ登ることも不可能。動機を持つ容疑者として真っ先に浮かび上がったのが被害者の息子の婚約者フェイ・シートンだった… 【ネタバレ】 マイルズはフェイ・シートンを司書として迎え入れると、同じ家にいた妹マリオンが「囁く何者か」への恐怖で心肺停止する事件が起こり…と徐々に十八番の怪奇性が増していく。戦争が影を落としていることもあって雰囲気は暗め。 何番煎じかの○○○○○トリックも6年前の事件と現在の事件の間に戦争を挟むことで見事に決まっている。塔の上での不可能犯罪はあの作品を思い出したが、レインコート・胸壁の岩・ブリーフケースなどの小さな謎の集積でとびきりの謎を創出する趣向や登場人物の細かな描写に伏線を忍ばせる(伏線の数が尋常じゃない!)手腕に恐れ入った。マイルズが美人薄命のフェイ・シートンに魅了され、彼女の潔白を信じ、闇雲に追い続けるという儚いロマンス要素もこの薄暗い雰囲気とマッチしている。

Posted by ブクログ

2019/05/28

結局、この物語で語りたかった事は何だろう? 不可能状況、不可解状況を作り出すためにわざわざ登場人物達を歪曲したような感が強く、興醒めした。物語を語るのなら、例え登場人物に通常考えられないような奇癖、性格を持たせても、納得できるような描写、説明が必要である。現実にありえない事でもそ...

結局、この物語で語りたかった事は何だろう? 不可能状況、不可解状況を作り出すためにわざわざ登場人物達を歪曲したような感が強く、興醒めした。物語を語るのなら、例え登場人物に通常考えられないような奇癖、性格を持たせても、納得できるような描写、説明が必要である。現実にありえない事でもそれを思いつき、理論立てた作者の力量に感嘆するのだが、本作にはそれが皆無である。 だから真相を明かされても、ご都合的だと思われ、カタルシスがないのだ。 あ~、とても残念だ。

Posted by ブクログ