商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 毎日新聞社 |
発売年月日 | 2008/08/30 |
JAN | 9784620318561 |
- 書籍
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貧困の現場
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貧困の現場
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商品レビュー
3.9
12件のお客様レビュー
格差社会が叫ばれる中で、この本はいつわが身に降りかかってもおかしくないと思いました。筆者さんが貧困社会への怒りを持ってこの本を書いていることが伝わってきます。その分ひとりよがりに聞こえなくもない部分もありますが、ここに書かれている事例は一つの真実なのだと思います。
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貧困や非正規雇用を追う毎日新聞の記者によるドキュメント。役所における生活保護の水際作戦、ホームレスの実態、労働争議の話など、内容はきついけど、決して読みにくくはない。主権が国民にないという点で、TPPや秘密保護法案と発想は同じなんだよね。
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派遣労働・生活保護の現場で、貧困が生産・再生産されている姿を映し出した良著。 うちの会社も「来月から熟練派遣工がクリーニング期間に入りますので生産性落ちます」なんていう会話がスラスラ流れる怖ろしい会社なのですが、こっちはこっちとして国内工場子会社を集約してその過程で(子会社の)正...
派遣労働・生活保護の現場で、貧困が生産・再生産されている姿を映し出した良著。 うちの会社も「来月から熟練派遣工がクリーニング期間に入りますので生産性落ちます」なんていう会話がスラスラ流れる怖ろしい会社なのですが、こっちはこっちとして国内工場子会社を集約してその過程で(子会社の)正社員も半分切ってという事態がその前にあるわけなので、じゃぁそこで何か解があるのかというと売上/利益を伸ばすしかないわけだったりします。 個人的には10年前のプチバブルのときにメイテックが儲かっていたり非正社員の方が収入がよかった時代を知っている訳なので、同世代の非正規にはあまり同情心はなかったりはするのですが、いまの若年層の実情にはいたく憤りを覚えます。 しっかり調べた訳ではないので私論といっても感想レベルですが ・生活保護の医療費は自己負担(1割)にすべき ・水際はやめて、支給レベルを下げる(医療費廃止等) ・子育て/教育支援はしっかりやり貧困の再生産を防止する あたりが落とし所というか妥当なとこじゃないかなと。
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