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モッキンポット師の後始末 講談社文庫
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モッキンポット師の後始末 講談社文庫

井上ひさし(著者)

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モッキンポット師の後始末 講談社文庫

726

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1986/07/01
JAN 9784061312586

モッキンポット師の後始末

¥726

商品レビュー

3.9

28件のお客様レビュー

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2026/02/24

この本があまりにも面白くて、でも漢字がスラスラ読めないことがもどかしくて、ついに漢字検定1級合格を目標に勉強を始めました。 まさか自分の人生で「朦朧」を漢字で書いたり、阿爺下頷の意味がスッと分かるようになるとは思わなかった。 まじでサンキューモッキンポット!勝手に生徒のきもち。

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2025/11/14

たまたま古本屋で見つけたので買ってしまった。30年以上ぶりに読了。なお、完全に、「モンキポット」師だと思って30年以上生きてきました。 戦後の厳しい時期、井上ひさし氏本人を投影させたキャラである小松と、その仲間の土田・日野が、こち亀の両津ばりに悪巧みをしながら力強く生きていき、...

たまたま古本屋で見つけたので買ってしまった。30年以上ぶりに読了。なお、完全に、「モンキポット」師だと思って30年以上生きてきました。 戦後の厳しい時期、井上ひさし氏本人を投影させたキャラである小松と、その仲間の土田・日野が、こち亀の両津ばりに悪巧みをしながら力強く生きていき、それを関西弁の神父であるモッキンポット師がこち亀の部長のように後始末するかたち。 よくもまあこれだけ色々思いつくな、というのと、実際井上氏はどれくらいやらかしたのだろうと思わされる。戦後はとにかくみんな生きていくの必死だったのだろうな。 コンプライアンスがうるさい令和の今となってはどれもこれもハチャメチャであるが、今あらためてこういう本を読みたいな。 それにしても、東北出身の井上氏がモッキンポット師を関西弁にしたのが面白い。

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2023/10/21

▼中高生の頃、というと1980年代だったんですが。携帯以前、そして書籍界的には「BOOKOFF以前」だったあの頃、首都圏郊外の小さな「駅前本屋さん」の文庫本コーナーに文字通り日参していました。毎日買うわけではなく、毎日のように文庫本コーナーで、文庫本の「背表紙の紹介文」をとっかえ...

▼中高生の頃、というと1980年代だったんですが。携帯以前、そして書籍界的には「BOOKOFF以前」だったあの頃、首都圏郊外の小さな「駅前本屋さん」の文庫本コーナーに文字通り日参していました。毎日買うわけではなく、毎日のように文庫本コーナーで、文庫本の「背表紙の紹介文」をとっかえひっかえ読む。割と毎日のように読む。当然ながら同じものを何度も読む。そうやって気になったものをやがて買う。同じような思い出がある人は、この世代には多いはず。 ▼そんな時期によく井上ひさしさんを読んでいました。そして、この本はその頃からのお付き合いで、なんだけどなんとなくご縁がなく未読だったグループの一員。幾星霜を経て特段深い意味は無く読んでみました(近所のBOOKOFFで安く売っていたから)。 ▼終戦後数年の東京、東北から来た大学生、半自伝的。貧乏暮らし、毎日空腹。食べるがために、悪友たちと、あの手この手の悪だくみ。毎回失敗、抱腹絶倒、今日も夕日が目に染みる…。という青春爆笑小説です。実に井上ひさしさんの得意なゾーン。 ▼何より素敵なのが、タイトルになっている「モッキンポット師」。この人は主人公じゃありません。主人公は一人称の大学生含めた三人組。この三人は(井上ひさしさんと同じく)カトリック信者なんです。とはいっても敬虔な信者であるというよりは、恐らく全員が「親とか、そういう理由でなんとなくカトリック」なだけ。そしてモッキンポット師はこの三人が身を寄せるカトリック団体の学生寮の寮長さんである神父さん(イタリア人)。来日歴が長いので、日本語がペラペラなんだけど、それが関西弁である。そしてモッキンポット師は毎回毎回、この三人組の尻ぬぐいに東奔西走させられます(この小説は連作短編です。恐らく月刊誌掲載だったのでは)。 ▼このモッキンポット師と、悪だくみ三人組とのやりとりが面白い。「全く神も仏も無いですよ」「仏さんは知らへんけどな、神様はおんなはんで」みたいな。連作短編のはじめ2~3編は、瞠目するオモシロサ。本当に爆笑もので、「これは井上ひさしさんの最高傑作…少なくともAAA級の作品グループに入る」と思いました。「本当に笑える日本のユーモア小説ベストテン」があったら個人的にはランクイン。浅草フランス座事件、などはほんとに息が苦しくなるくらい笑いました。 ▼後半はちょっとパワーダウンかな、と。何しろこれだけ爆笑できるオモシロサ、というのは、縦軸のドラマ性とかっていう野暮なものが無いから面白いのであって、「爆笑できる」ということと、「後半終盤まで見事な感動と展開に満ちている」、ということは基本的に矛盾しますからね。

Posted by ブクログ

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