商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2008/08/05 |
JAN | 9784094082951 |
- 書籍
- 文庫
デウスの棄て児
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デウスの棄て児
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商品レビュー
3.6
7件のお客様レビュー
再読でもまたこの熱量に圧倒されました。 かつてない天草四郎像だろうけど、好きです。神に反逆する者。 信仰をもつ者を全て破壊するという想いだけで生きてきたけど、最期は孤独ではなかったのに涙。 「戦うことを放棄した者に、勝利などもたらされる訳がない」…歴史小説でも、野ばらさんだ、と思...
再読でもまたこの熱量に圧倒されました。 かつてない天草四郎像だろうけど、好きです。神に反逆する者。 信仰をもつ者を全て破壊するという想いだけで生きてきたけど、最期は孤独ではなかったのに涙。 「戦うことを放棄した者に、勝利などもたらされる訳がない」…歴史小説でも、野ばらさんだ、と思いました。 戦うこと。孤独かと思っていても、共に生きられる人を見付ける。 山田右衛門作もよかった。ユダか。。
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面白くないわけではないけれど。 「小説」として読ませるにはずい分と弱い気がした。 作者の思い入ればかりが書き連ねてあるような。 それほど長いとも思えない内容なのに、妙に読むのに時間がかかった。 が、四郎の悲しさ、そして救われた過程は沁みた。 さりげない腐臭もGJ。 宗教とい...
面白くないわけではないけれど。 「小説」として読ませるにはずい分と弱い気がした。 作者の思い入ればかりが書き連ねてあるような。 それほど長いとも思えない内容なのに、妙に読むのに時間がかかった。 が、四郎の悲しさ、そして救われた過程は沁みた。 さりげない腐臭もGJ。 宗教という存在を考える時、このくらいの疑問は誰しも抱くもの。 「神はなぜ、こんなにも酷薄なのか」 その問いに、もっとガッツリ食い込んで、読者を巻き込んで答えを抉り出して欲しかった。
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「神の在り方」 神を信じるも信じないも自由。 それは時代によって変わるものさ。 神と自由は同価値か。
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