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椿姫 光文社古典新訳文庫
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椿姫 光文社古典新訳文庫

アレクサンドルデュマ・フィス【著】, 西永良成【訳】

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椿姫 光文社古典新訳文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2008/08/06
JAN 9784334751616

椿姫

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商品レビュー

4

30件のお客様レビュー

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2024/08/02
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※このレビューにはネタバレを含みます

悲しい、美しい物語。 マルグリットがどれほど苦しんだか、どれほど高潔だったかを思うと、アルマンがあまりに幼く身勝手で女々しい男にも思えてしまう。 けれどもアルマンの後悔と苦しみを思っても、胸が痛い。 はじめから完全な幸せを迎え得ない恋だったが、どうにか、せめてもう少し、悲しくない別れであればよかったのに。 でも、だからこそこの物語は美しいと思う。

Posted by ブクログ

2021/11/28

華やかな高級娼婦と主人公の大恋愛 主人公が嫉妬深いので…あらあらやめなよwと思いながら読んだ。 狂ったように全力で恋愛に心血を注ぐのもまた幸せなんでしょうか。

Posted by ブクログ

2020/10/25

高級娼婦との出会い、そして大恋愛の末、悲劇の破局。 登場人物のキャラクターと役割が明確でわかりやすく、登場人物も少ないので読みやすく、先が気になるストーリーで一気に読めます。うまく練られたお話ですが半分はフィクション。本編中、真実の話であることが強調されているので丸々実話だと思い...

高級娼婦との出会い、そして大恋愛の末、悲劇の破局。 登場人物のキャラクターと役割が明確でわかりやすく、登場人物も少ないので読みやすく、先が気になるストーリーで一気に読めます。うまく練られたお話ですが半分はフィクション。本編中、真実の話であることが強調されているので丸々実話だと思いながら読んだのもよりのめり込めた原因かも。 教養はないがふとしたはずみで娼婦となってしまったマルグリットは本質はとても気高く、美貌に恵まれているにも関わらず、娼婦故に自分を真に想ってくれる人と出会えず、挙げ句の果に、自分では働こうとせず親の用意した財産で暮らす放蕩息子のアルマンと恋に落ちてしまう。 このアルマンがどうしようもない甘ったれなのだが、この小説では主にアルマンを主観にしていることもあり、その行動や浅はかな考えに思わず同意してしまう。 マグリットとアルマンの幸せな6ヶ月の後の、マルマンの父親のマルグリットへの説得が切ない。純粋無垢な妹の結婚話を理由にしているがホントなのかと勘ぐってしまう。その父親は病床のマルグリットを見舞い、涙を見せるところはいくらか救われます。 アルマンは作家自身がモデルであるが、フィクションの部分も含め、恋愛に純粋で情熱的であり正直者ではあるが浅知恵過ぎな部分にいらいらしますね。元兇のようなマルグリットのコバンザメ、プリュダンスの役割もこの話には欠かせないと考えるが、オペラではいなくてもよい脇役になっている所が面白い。 マルグリットが残した手記は間違いなくマルマンを苦しめるだろうと思っていたろうが、それでも書くことで自分自身を慰めるためというのがひしひしつたわり、切ない。 本編もさることながら、解説もとても興味深く読めた。

Posted by ブクログ

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