商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2000/05/11 |
JAN | 9784104369010 |
- 書籍
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東電OL殺人事件
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東電OL殺人事件
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商品レビュー
3.2
28件のお客様レビュー
事実は小説より奇
一流企業の総合職のエリートOLが、大都会の古びたアパートの空き部屋で売春の果てに殺害されるというセンセーショナルな事件を、その第一審裁判の行方と共に追ったルポルタージュである。事件の実相や背景に迫ろうと被告人の母国にまで足をのばして取材する著者の執念、探究心には脱帽するしかなく、...
一流企業の総合職のエリートOLが、大都会の古びたアパートの空き部屋で売春の果てに殺害されるというセンセーショナルな事件を、その第一審裁判の行方と共に追ったルポルタージュである。事件の実相や背景に迫ろうと被告人の母国にまで足をのばして取材する著者の執念、探究心には脱帽するしかなく、労作であることは間違いない。本書が刊行された後、検察・司法は迷走し被告人の再審無罪で決着しているが、被害者が何故売春に走り街娼に身をやつしてしまったのか。著者は「堕落」と表現しているが、被害者本人は「堕落」と自認していたのか、その心の闇は計り知れない。そして、何故被害者は殺害されねばならなかったのか、真相は闇の中に埋もれたままである。まさに事実は小説より奇なりなのである。
fugyogyo
図書館で借りた別の本に挟まっていた、誰か知らない人の貸出図書の詳細にあった本。 「そういえばそんな事件があったし、その時は読んでみたいと思ったなぁ」ということで、今回図書館で借りた。 そもそも私は、昼は大企業に勤めるエリート女性会社員が夜は売春婦だったという事実に興味を持った訳...
図書館で借りた別の本に挟まっていた、誰か知らない人の貸出図書の詳細にあった本。 「そういえばそんな事件があったし、その時は読んでみたいと思ったなぁ」ということで、今回図書館で借りた。 そもそも私は、昼は大企業に勤めるエリート女性会社員が夜は売春婦だったという事実に興味を持った訳で、その興味というのもそういう境遇になった女性の心の変遷に興味があった。 でもこの本は被害者になったこの女性の心の変遷にはほとんど触れておらず、容疑者となった(後に無罪)ネパール人の男性のこととか裁判の経過などを追うばかりで、全くの期待外れだった。 エリート家族、優秀なOLなど紋切り型の形容も寒々しく響く。そもそも被害者はいわゆるOLと形容されるようなお茶汲み要員ではなく、大企業に総合職で採用された女性であり、それが男女雇用機会均等法による形ばかりの職だったとしても(或いは本当に期待されて就いた職だったとしても)、「東電」「OL」殺人事件などというキャッチーな呼称で呼ばれること自体にさえ違和感がある。 初版は2000年5月10日だからもう23年も前の本になる。その時代にはこういう認識が一般的だったという証左なのかもしれない。
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グロテスクの後読んだ。同じような事が繰り返し書かれており退屈だった。。。ノンフィクションなだけに展開も薄く、途中で本を返してしまった。。。
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