商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2008/07/28 |
JAN | 9784101270265 |
- 書籍
- 文庫
繋がれた明日
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繋がれた明日
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商品レビュー
3.5
33件のお客様レビュー
彼女を守るがために殺人をおかした主人公、彼女からは「待ってはいられない。」と言われて、刑務所の中で罪を償う。身もだえする苦しさだったのだろうなと思う。出所してからも何の期待も持てないことはわかっていながらも「会いたい」という想いにふとした瞬間にかられたりする。古い友人が彼女に電話...
彼女を守るがために殺人をおかした主人公、彼女からは「待ってはいられない。」と言われて、刑務所の中で罪を償う。身もだえする苦しさだったのだろうなと思う。出所してからも何の期待も持てないことはわかっていながらも「会いたい」という想いにふとした瞬間にかられたりする。古い友人が彼女に電話連絡をとってくれた際に友人の雰囲気からして彼女からしたらもう思い出したくない過去になっていることを悟る。メインのストーリーは彼女とのことではなくて、殺人を犯して出所した主人公が様々な社会的制裁を受け、苦しみながら生きていく姿を書いているのだけど、なんだかそっちが気になってしまった。小説の巧拙としては、主人公も刑務所での仲間達も仕事仲間も自己分析が冷静な上に饒舌で豊かすぎる感受性の持ち主達。そのあたりが気になってしまった。。。。
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長編のほとんどを鬱々とした自分の気持ちを書いており暗い。最後の数ページに前向きな要素を残しており、ラストで良い話にしめているが読むものをずっと楽しまさせない。こんなに長い必要があるのかと思う
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ちょいワルだけど実はいいヤツ、という人物像にリアルでも創作でも好感を持てない身からすると本作の主人公に共感できるはずもなく。テーマには考えさせられることが多々あることは認めるが、好みとしては受け入れられず。
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