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なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2008/07/18 |
JAN | 9784104605026 |
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なぜ君は絶望と闘えたのか
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なぜ君は絶望と闘えたのか
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1999年山口県光市母子殺人事件、一人残された夫であり父親の本村洋氏。少年法に守られる年齢であった犯人に対し、死刑廃止論の弁護集団と画策して弁じたドラえもんやらレイプによる復活の話を思い出す。そんな作り話が許されてたまるか。そして当時、完全にただの視聴者であった私は、これ程の被害...
1999年山口県光市母子殺人事件、一人残された夫であり父親の本村洋氏。少年法に守られる年齢であった犯人に対し、死刑廃止論の弁護集団と画策して弁じたドラえもんやらレイプによる復活の話を思い出す。そんな作り話が許されてたまるか。そして当時、完全にただの視聴者であった私は、これ程の被害や愚弄に遭いながら、司法を相手取り、法治国家の在り方まで見直させた本村氏の弁論、精神力に憧れた記憶がある。なんて、強い人だと。 相場主義、殺した人数や年齢などの数字の理屈で判決が出された初審判決に対し、しかし、犯人以外知り得ぬ真相や心理状況は扱いが厄介であり、検察側が決め付け過ぎるリスクもあり、手紙の内容は偽悪的振る舞いの可能性もあり、参考にしてはならない。結局は、裁判の中で、最も合理的かつ納得性、意味のある判断をしなければならない。その一つは、本村氏が求めた被害者側感情であるはずだ。 そうした意味で争点になる一つには、謝罪の本気度があるだろう。頭の中にあるはずの誠意をどのように測るのか。人間は不思議なもので、言葉の本気度を、態度や文章、声量や抑揚、表情から直感的に見抜く事ができる。ただ、演技のレベルにより、時に騙される事もあるだろう。結論は分からない。しかし、論理的雄弁さは、説得欲を現し、それ自体が感情的素直さよりも論理で共感を促す目的の比重が高いため、それが自己弁護ならば尚、欺きである可能性が高い。被告の最後の発言には、まだ匂いがしている気がした。
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山口県光市で起きた母子殺人事件。当時18歳の犯人は私からしても極悪で死刑に適切と考える。亡くなった母子がとてもかわいそうで、生きて味合うことができた人生を考えると胸が苦しくなる。残虐な犯行にも関わらず、日本の法制度は少年法により18歳の少年の名前を公表できず、当時は死刑にすら出来...
山口県光市で起きた母子殺人事件。当時18歳の犯人は私からしても極悪で死刑に適切と考える。亡くなった母子がとてもかわいそうで、生きて味合うことができた人生を考えると胸が苦しくなる。残虐な犯行にも関わらず、日本の法制度は少年法により18歳の少年の名前を公表できず、当時は死刑にすら出来なかった。システムと現実の隔たりをもっと改善すべきだと思う。夫の本村洋さんやその関係者の方々がものすごい努力をして法制度を変えて死刑にすることができたけれど、きっと今も既存のシステムによって罪がきちんと裁かれないことが多々あるのだと思う。私を含めて今を生きる人たちはもっと現実にシステムを合わせるよう改善していく必要がある。
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なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日。門田隆将先生の著書。光市母子殺害事件で奥様とお子様を奪われた本村洋さんの心情は察するに余りあります。普通の人間なら、容疑者への怨恨を抑えられず、逆上して罵詈雑言を浴びせたり報復措置を考えてしまったりしてもおかしくありません。それなのに...
なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日。門田隆将先生の著書。光市母子殺害事件で奥様とお子様を奪われた本村洋さんの心情は察するに余りあります。普通の人間なら、容疑者への怨恨を抑えられず、逆上して罵詈雑言を浴びせたり報復措置を考えてしまったりしてもおかしくありません。それなのに常に冷静で真摯な対応を取り続ける本村さんのお人柄にはただただ尊敬するばかり。このような残忍な事件が二度と起こらない社会であってほしい。
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