商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2008/07/25 |
JAN | 9784087463248 |
- 書籍
- 文庫
マイナス・ゼロ 改訂新版
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マイナス・ゼロ 改訂新版
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商品レビュー
4.2
154件のお客様レビュー
タイムトラベルとかタイムリープとかタイムスリップとか(違いがよくわからないけど…)、とにかく時空物が好きでネットで検索してこの本にたどり着きました。 この本が書かれたのが昭和40年代。小説の中で過去と未来を行き来して、最新の時代として書かれてるのが昭和38年。その時点ですでに現代...
タイムトラベルとかタイムリープとかタイムスリップとか(違いがよくわからないけど…)、とにかく時空物が好きでネットで検索してこの本にたどり着きました。 この本が書かれたのが昭和40年代。小説の中で過去と未来を行き来して、最新の時代として書かれてるのが昭和38年。その時点ですでに現代からだいぶタイムスリップしてるんですけどね…(笑) 前半は正直、あまり私にとっては面白くなくて全く読み進められず、1冊読み終わるのに数ヶ月かかってしまいました。一時は読み終われないんじゃないかという気もチラホラ… でもタイムスリップの内容としては、これはありなの?そんなことあり?!それは激しいパラドックスでは!?と突っ込みたくなる部分があるものの、特に後半戦は面白くは読めました。 私がすごく好きだな〜と思ったのは昭和初期の銀座とかもちろん昭和38年の日本の描写の部分で、読んでいるとすごくすごく懐かしいようなノスタルジックな気持ちになりました。 うまく説明出来ないのですが、この感じが私が時空物を好む理由なんだなぁ〜としみじみ思いました。
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おー、これはマルチバースのはしりか。 パラレルワールド、マルチバース、 今のような概念は この本のようなタイムパラドクスが 積み上がったんだろうなぁ。
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久しぶりにSFの面白い本に出会えた感がある。時代はこの物語でいう過去も未来も自分が生まれていない時代ではあるのだけれど、なぜだかノスタルジーに駆られてページを捲る手が止まらなかった。 巻末の星新一が昭和52年に書いたという解説があってそれによれば、この著者はその時点では既に亡くな...
久しぶりにSFの面白い本に出会えた感がある。時代はこの物語でいう過去も未来も自分が生まれていない時代ではあるのだけれど、なぜだかノスタルジーに駆られてページを捲る手が止まらなかった。 巻末の星新一が昭和52年に書いたという解説があってそれによれば、この著者はその時点では既に亡くなられたようで、つまりはもっと読みたくてもそれが叶わなそうなのが残念だ。 自分が星新一に夢中になったのはこの52年の3,4年後だったから、リアルで知っていたとしても読めなかったのかもなのだけれど、本当にタイムマシンでもあれば、読める時代に遡ってみたかったなと。 もっとも、そんなことよりももっとやりたいことがあるだろうけど…
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