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されど われらが日々 文春文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 1974/06/25 |
JAN | 9784167102012 |
関連ワード | 柴田翔 / 小説・エッセイ・ノンフィクション(文庫) |
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されど われらが日々
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商品レビュー
3.4
12件のお客様レビュー
あの時代の雰囲気が分かって面白い。こんなにも長文の手紙をやりとりしていたのかと驚きを感じた。 それにしても、物事をこんなにも難しく、面倒くさく考えて生きていくのは大変だ!
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ずっと昔に読んだことがある.倉橋由美子の「夢の浮橋」と同時代の作品だったかなと思い再読.実際は,こちらの方が古く1964年芥川賞受賞. 私は学生運動よりずっと後の世代だが,中学,高校の先生たちにはその余韻を残す人たちがいた.最初に読んだときは,その挫折感,虚無感,あるいはそれから...
ずっと昔に読んだことがある.倉橋由美子の「夢の浮橋」と同時代の作品だったかなと思い再読.実際は,こちらの方が古く1964年芥川賞受賞. 私は学生運動よりずっと後の世代だが,中学,高校の先生たちにはその余韻を残す人たちがいた.最初に読んだときは,その挫折感,虚無感,あるいはそれからの再生をある程度共感をもって読んでいたのではないかと思う. しかし,長い時間を隔て再読してみると,何か時代の痛々しさの印象が強い.考えることの虚しさというか.「夢の浮橋」の新鮮さと対照的だった.
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時代感じることは否めないが、バイブルとなり得る要素を大いに秘めた作品。捉え方次第。若者におすすめの書。歳を重ねた今、過去の自分に投影できる部分もあり熱くなった。空虚の国では生者と死者との関係はないのである。そこでは生者は死物のように生き、死んで本当に死物になる。そしてそれをできる...
時代感じることは否めないが、バイブルとなり得る要素を大いに秘めた作品。捉え方次第。若者におすすめの書。歳を重ねた今、過去の自分に投影できる部分もあり熱くなった。空虚の国では生者と死者との関係はないのである。そこでは生者は死物のように生き、死んで本当に死物になる。そしてそれをできるだけ目覚めさせないですむように粧われた静謐な場を日常的に仮構しようとするのだ。果たして自分はどうだろうか。
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