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炎の聖少女 ヴェヌスの秘録
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炎の聖少女 ヴェヌスの秘録

タニス・リー(著者), 柿沼瑛子(訳者)

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炎の聖少女 ヴェヌスの秘録

1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 産業編集センター
発売年月日 2007/04/30
JAN 9784916199980

炎の聖少女

¥1,430

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2015/06/26

第2巻は1巻よりも昔の時代を舞台にしたメロドラマ。 どうやら『ヴェヌスの秘録』シリーズは、基本的にエンターテイメント性を重視していると見ていいかな、と思う。 ストーリー的にはオーソドックスなもので、予想外のポイントは無かったが、抑えるべきポイントをきっちり抑えているのは流石。

Posted by ブクログ

2010/10/14

架空の町ヴェヌスがヴェ・ネラと呼ばれていた頃、異国ユルネイアとの戦を控えた<都>では、教会を我がものとしようとする≪神の子羊評議会≫の勢力が勢いを増していた。 そのような情勢の中で、薪商人の使用人、ヴォルパ(狐)と呼ばれる少女の特異な力に気付いた大司教ダニエリュスは、彼女を聖女...

架空の町ヴェヌスがヴェ・ネラと呼ばれていた頃、異国ユルネイアとの戦を控えた<都>では、教会を我がものとしようとする≪神の子羊評議会≫の勢力が勢いを増していた。 そのような情勢の中で、薪商人の使用人、ヴォルパ(狐)と呼ばれる少女の特異な力に気付いた大司教ダニエリュスは、彼女を聖女として教会に迎え入れる。 様々な奇跡を顕すヴォルパ。 彼女に強い想いを抱く、神の戦士・クリスチアーノ。 やがて二人は、都をとりまく時の流れに飲み込まれていき・・・。 シリーズ一作目の「水底の仮面」より、こちらの方が時代がだいぶ前のようです。 異教徒=火刑って流れは、ヨーロッパの暗黒時代のようですね。 狂信的な神の子羊評議会のメンバーが「薔薇の名前」の異端審問官ベルナール・ギーを思い起こさせます(あちらの方がより知的ではありますが・・・) 正直クリスチアーノとヴォルパの事は、なるようになるだろうと気にもしませんでしたが、ダニエリュス様の計画が頓挫してしまったのが悲しかったです(泣)! 結局ヴォルパの力っていうのは、原始のものだったんでしょうかね? 夢の中に出てきた黒い肌の女性は、アフリカ大陸に存在していたという、ミトコンドリアイヴの事? その力をさんざん崇めておいて、いざ原始的な部分があきらかになると、ころっとそれを忌避する人々の姿がうまーく描かれていました。

Posted by ブクログ

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