商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 1995/06/11 |
JAN | 9784488130015 |
- 書籍
- 文庫
血の収穫
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
血の収穫
¥836
在庫なし
商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
ハードボイルドの原点。黒澤明「用心棒」馳星周「不夜城」に多大な影響を与えた作品。ということで、馳ルートから知って読んだ。なるほど。「不夜城」と話の構造が似ている。が、やはり影響を公言できるくらいは馳星周は自作に独特の色彩を帯びさせているとも思う。個人的には「不夜城」の方が面白かっ...
ハードボイルドの原点。黒澤明「用心棒」馳星周「不夜城」に多大な影響を与えた作品。ということで、馳ルートから知って読んだ。なるほど。「不夜城」と話の構造が似ている。が、やはり影響を公言できるくらいは馳星周は自作に独特の色彩を帯びさせているとも思う。個人的には「不夜城」の方が面白かったけどこの作品も十分に面白かった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読む前に映画「用心棒」の原案的なのと知って、映画観てないけどミステリ要素は薄いのかな?って思ってたけどしっかりミステリしている。全体としてはギャングたちの抗争が強い印象を与えるが、3つもの殺人事件をちゃんと解決してる。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
黒澤明監督の『用心棒』の元ネタと聞き読んでみる事にしました。 ギャングと賭博師と悪徳警官がいいように利権を貪ってる街で、主人公の探偵「オレ」がそれぞれの間を上手く立ち回り、同士討ちをさせ壊滅されるというお話。『用心棒』の元ネタというか原案かな。まあ影響は与えてるでしょうね。 変なまどろっこしさもなく早い展開で物語は進んでいきます。 陰鬱な街を舞台にして悪党、娼婦、探偵がごちゃ混ぜになって一気にラストまで駆け抜けます。この疾走感と昂揚感はクセになります。
Posted by