商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2008/06/24 |
JAN | 9784043894017 |
- 書籍
- 文庫
きみが見つける物語 十代のための新名作 スクール編
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きみが見つける物語 十代のための新名作 スクール編
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商品レビュー
3.4
50件のお客様レビュー
「心霊写真」が面白かったです。全部面白かったですけど,心霊写真では写真の持ち主が急に悲鳴を上げたことを発端にクラスの全員が心霊写真であることを指摘します。しかし,実際は写真の持ち主が大きな声を上げたことには別の意味があったのです。それに気づいたのは主人公の探偵こと虹北恭介です。...
「心霊写真」が面白かったです。全部面白かったですけど,心霊写真では写真の持ち主が急に悲鳴を上げたことを発端にクラスの全員が心霊写真であることを指摘します。しかし,実際は写真の持ち主が大きな声を上げたことには別の意味があったのです。それに気づいたのは主人公の探偵こと虹北恭介です。彼は若干小学六年生の小学生です。しかし彼は学校に行かず実家の古書店の本を読み漁り,探偵としての資質を自ずと身に着けています。そんな彼が心霊写真の謎を暴く今作。真相を知るとつい,クスッと笑っちゃいました。小学生ならではの理由に妙に納得。 他の作品も多感な時期を思い出させてくれるようなお話ばかりで楽しめます。一気に読了しちゃいました。
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「僕がボクシングを気に入った理由のひとつは、そこに深みがあるからなんです。人は勝つこともあるし、負けることもあります。でもその深みを理解できていれば傷つきはしません。試合をしていると、ときどき自分が深い穴の中にいるみたいな気がします。その中で僕は暗闇を相手に戦っているんです。孤独...
「僕がボクシングを気に入った理由のひとつは、そこに深みがあるからなんです。人は勝つこともあるし、負けることもあります。でもその深みを理解できていれば傷つきはしません。試合をしていると、ときどき自分が深い穴の中にいるみたいな気がします。その中で僕は暗闇を相手に戦っているんです。孤独です。でも悲しくないんです」
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10代の複雑な心の変化を描いたとても懐かしい作品集でした。 個人的には、この作品集の「沈黙」村上春樹が一番自分の境遇と重ね合わせることが出来て、それを解釈してくれた気がして楽な気持ちになりました。
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