きみが見つける物語 十代のための新名作 スクール編 の商品レビュー
あさのあつこ「このグラウンドで」 廃校が決まった高校の野球部員3人。 決して晴れの舞台でプレーすることができない。 そして晴々しくその舞台で活躍する同世代の若者を応援できない。 けれど野球がしたい、野球が好き。 栄光を得ることはできないがそんな中でも、集まって練習をする。晴れがま...
あさのあつこ「このグラウンドで」 廃校が決まった高校の野球部員3人。 決して晴れの舞台でプレーすることができない。 そして晴々しくその舞台で活躍する同世代の若者を応援できない。 けれど野球がしたい、野球が好き。 栄光を得ることはできないがそんな中でも、集まって練習をする。晴れがましい結果は待っていないにも関わらず努力をしている自分に誇りを持っている。 「弱者」と言っては間違いだが勝者になれない者の自分なりのあり方、自分への向かい方、自身の価値の見つけ方が問われているのか?
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「心霊写真」が面白かったです。全部面白かったですけど,心霊写真では写真の持ち主が急に悲鳴を上げたことを発端にクラスの全員が心霊写真であることを指摘します。しかし,実際は写真の持ち主が大きな声を上げたことには別の意味があったのです。それに気づいたのは主人公の探偵こと虹北恭介です。...
「心霊写真」が面白かったです。全部面白かったですけど,心霊写真では写真の持ち主が急に悲鳴を上げたことを発端にクラスの全員が心霊写真であることを指摘します。しかし,実際は写真の持ち主が大きな声を上げたことには別の意味があったのです。それに気づいたのは主人公の探偵こと虹北恭介です。彼は若干小学六年生の小学生です。しかし彼は学校に行かず実家の古書店の本を読み漁り,探偵としての資質を自ずと身に着けています。そんな彼が心霊写真の謎を暴く今作。真相を知るとつい,クスッと笑っちゃいました。小学生ならではの理由に妙に納得。 他の作品も多感な時期を思い出させてくれるようなお話ばかりで楽しめます。一気に読了しちゃいました。
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「僕がボクシングを気に入った理由のひとつは、そこに深みがあるからなんです。人は勝つこともあるし、負けることもあります。でもその深みを理解できていれば傷つきはしません。試合をしていると、ときどき自分が深い穴の中にいるみたいな気がします。その中で僕は暗闇を相手に戦っているんです。孤独...
「僕がボクシングを気に入った理由のひとつは、そこに深みがあるからなんです。人は勝つこともあるし、負けることもあります。でもその深みを理解できていれば傷つきはしません。試合をしていると、ときどき自分が深い穴の中にいるみたいな気がします。その中で僕は暗闇を相手に戦っているんです。孤独です。でも悲しくないんです」
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短編小説集。ちょっと対象年齢が低めの話もあったけれど、青春のみずみずしさを味わえる作品が多かったので良かったと思う。短編のいいところは、手軽に気軽に読み始められるところ。寝る前ちょっと読書するか、なんてときには最適。
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10代の複雑な心の変化を描いたとても懐かしい作品集でした。 個人的には、この作品集の「沈黙」村上春樹が一番自分の境遇と重ね合わせることが出来て、それを解釈してくれた気がして楽な気持ちになりました。
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村上春樹の「沈黙」と恩田陸の「大きな引き出し」が私がいちばん惹き付けられた。 アンソロジーだから色んな作者の物語に出会えて良かった。(語彙力皆無ですが、本当に良かったです)
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10年くらい前に購入して放置していた本が発見されアンソロジーなので読んだことのない作家さんの本を見てみたくて読んでみました。 10代のための本だが、私でも面白く読めました。また、短編なので隙間時間にパパっと読めるのもいい。 特に恩田さんの「大きな引き出し」は記憶を引き出しにしまう...
10年くらい前に購入して放置していた本が発見されアンソロジーなので読んだことのない作家さんの本を見てみたくて読んでみました。 10代のための本だが、私でも面白く読めました。また、短編なので隙間時間にパパっと読めるのもいい。 特に恩田さんの「大きな引き出し」は記憶を引き出しにしまうという設定が面白く、文庫本「光の帝国」を購入してすぐに読了しました。
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村上春樹の「沈黙」が抜群に良かったが、小学生だと、はやみねかおる「心霊写真」だろうか。 豊島ミホ「タンポポのわたげみたいだね」恩田陸「大きな引き出し」(常野物語より)も個人的には好み。加納朋子「三月の兎」も及第点。あさのあつこ「このグラウンドで」と北村薫「空飛ぶ馬」は抜き出し失敗...
村上春樹の「沈黙」が抜群に良かったが、小学生だと、はやみねかおる「心霊写真」だろうか。 豊島ミホ「タンポポのわたげみたいだね」恩田陸「大きな引き出し」(常野物語より)も個人的には好み。加納朋子「三月の兎」も及第点。あさのあつこ「このグラウンドで」と北村薫「空飛ぶ馬」は抜き出し失敗というイメージを受けた。
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短編集。 書きおろしではなく、書く作家の既存の本の1篇をそれぞれ集めたもの。 スクール編、主役は生徒とは限らない。 だけど1篇だけ、どのあたりがスクールなんだろうと思う作品が。 んー。主人公が女子大生だからOKってこと…?
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ある目的のために読んで、その目的は達成できなかったものの、単純に読書として楽しめた。 村上春樹はさすがだねえ。なんだかぐっと読ませる。それ以外の作品も質が高い。
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