商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2008/06/24 |
JAN | 9784043898015 |
- 書籍
- 文庫
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商品レビュー
4
1152件のお客様レビュー
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高知の仁淀川に住む高校生、瞬と佳江 国産音速飛行機の開発事業者にいた高巳と航空自衛隊員の光稀 空に住んでいた未知の生命体「白鯨」「ディック」「フェイク」を巡って進むストーリー 途中(中序盤ぐらい)、展開が重たくて読み進めづらいところもあったが、終盤は色々な立場の人の色々な思惑や考えが混じり合う人間模様が面白く読めた。
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有川浩の自衛隊三部作2作目 今回のお話はライブ派(キャラ設定だけ決めて執筆しながらストーリーを書き上げる有川浩スタイル)を自称する有川浩にしては珍しく、プロット派(物語の道筋を予め設定しておきプロットに沿って物語を仕上げる)な書き方をしていることに驚いた。し、有川浩ファンとして気づけたことに嬉しかった。(あとがきにそのように書いてあった) それでも、緻密な設定があったからこそ『白鯨』という未知の生き物が成り立っているし、どのキャラも生き生きとしていて全部必要不可欠でストーリーにいい味を出しているところが変わらない有川浩作品の魅力として光っていた。 ラノベ要素、SF要素が絡み合いながら、策略を巡らせる感じが図書館戦争シリーズの頭キレキレライブラリタスクフォースを彷彿とさせてよかった。 ところで、有川浩は自衛隊ファンなのか?今回のテーマは空自で、自衛隊航空機にまつわる知識が半端じゃない。これは機内見学までしたことのある人が書いた作品だとわかる。自衛隊三部作や後に続く図書館戦争シリーズの組織内の解像度といい、これは何も知らない素人が書けるものじゃない。よっぽどのマニアなのだなとこの作品で再確認。
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また有川浩さんにやられました。 乱暴な女性の設定は有川ワールドではいつものスタイルでこれがまた最後にグッとくるんですよね。 たまらん。読み終わったあとは有川作品もっと読みたくなるんですよね。 佳江と瞬の恋も最高でした。 仁淀の神様には号泣。
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