商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2008/06/22 |
JAN | 9784087204483 |
- 書籍
- 新書
里山ビジネス
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
里山ビジネス
¥748
在庫なし
商品レビュー
3.6
15件のお客様レビュー
玉村さんらしい、ご自身の経験を細かく教えてくれる本で、長野県の山の土地を開いて、ワイナリーを作った体験談。ワイナリーを始めるのにお金がかかること(免許を取ろうとするとたくさん製造しなくてはいけなくなる、など制約がある)、実際にいくらくらいかかるのか、野菜もつくっていて、レストラン...
玉村さんらしい、ご自身の経験を細かく教えてくれる本で、長野県の山の土地を開いて、ワイナリーを作った体験談。ワイナリーを始めるのにお金がかかること(免許を取ろうとするとたくさん製造しなくてはいけなくなる、など制約がある)、実際にいくらくらいかかるのか、野菜もつくっていて、レストランで食事ができるようにしていることなど。 事業内容自体は、(自分が飲食店やワイナリーをするつもりはないという意味で、)そんなに興味はないのだけど、玉村さんが始めたワイナリーという、個人としてはかなり壮大な事業は、人生の秋に差し掛かった身には、とてもぐっとくるものがあった。 ・ブドウの木は4~5年で成木になる。早いものは2年位ですこし実をつける。15歳から20歳のとき、最もエネルギーに満ちている。ワインをつくるブドウの木は、古いほうがよい。40歳、50歳。50歳をめどに木を植えかえるが、もっと長生きする木もある。人とブドウが、それぞれ世代交代をしながら一緒に生きていく。 ・ワイナリーを土台に、いろんな人が集まってきて、例えば農業をする人の奥さんがワイナリーでバイトをして、農業がうまく行ったら、独立。その人たちが作った野菜をワイナリー併設のショップで売ったり、料理で使ったり・・・。ブドウ畑だけやっている人が、玉村さんのところでワインを醸造したり。ワイナリーを作ったことで、地域にインパクトを与えている。そして、それが、自分の死後も続くことを願っている・・・。 そして最後まで読んでやっと、本のタイトルがワイナリーとかではなく、里山ビジネスだということにピンと来た気がする。 自分だったら何をするか、何ができるか、したいか、考えたくなった。
Posted by
"里山でワイナリーを始めた著者の体験談。ワイン販売の許可を得るための規制や、県単位に保健所の規制が異なることや、失敗談の数々を惜しげもなく語ってくれているありがたい本。 日本の地形を生かしたビジネスを考えている人への応援本だ。"
Posted by
・成功した事例は、一人か何人かのエネルギーある個人が先導して、 それに刺激されて周囲が動き始めるというパターンがほとんど。 ・そこでしかできないもの。そこへ行かなければ食べられないもの。 ・生きたミュージアムとして示す。 ・里山ビジネスの要諦は、持続すること。 でき...
・成功した事例は、一人か何人かのエネルギーある個人が先導して、 それに刺激されて周囲が動き始めるというパターンがほとんど。 ・そこでしかできないもの。そこへ行かなければ食べられないもの。 ・生きたミュージアムとして示す。 ・里山ビジネスの要諦は、持続すること。 できるだけ、拡大しないで持続することが大切。 持続しながら、生活の質をあげる。
Posted by