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オーラの素顔 美輪明宏のいきかた
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オーラの素顔 美輪明宏のいきかた

豊田正義【著】

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オーラの素顔 美輪明宏のいきかた

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/06/12
JAN 9784062147248

オーラの素顔 美輪明宏のいきかた

¥1,980

商品レビュー

4.1

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2021/03/18

ノンフィクション・ライター豊田正義氏の、2008年に刊行された著書。 2007年から2008年に『月刊現代』に連載された、シャンソン歌手・俳優の美輪明宏氏の評伝をまとめたもの。 全10章のうち、第1章から第5章は、美輪様の自伝『紫の履歴書』を、第三者の証言を得ながら再構築してい...

ノンフィクション・ライター豊田正義氏の、2008年に刊行された著書。 2007年から2008年に『月刊現代』に連載された、シャンソン歌手・俳優の美輪明宏氏の評伝をまとめたもの。 全10章のうち、第1章から第5章は、美輪様の自伝『紫の履歴書』を、第三者の証言を得ながら再構築していく内容になっています。 『紫の履歴書』の解読書といった感じでしょうか。 第6章は、美輪様の著書『霊ナァンテコワクナイヨー』で書かれた、美輪様の前世が天草四郎だという逸話を中心に、美輪様のスピリチュアルな側面に迫る内容。 これは『霊ナァンテコワクナイヨー』解読書。 第7章は、美輪様が証言者になり三島由紀夫氏の生き様と死に様が描かれています。 これは、完全に三島由紀夫氏が主役となっているので、外伝、という感じですかね。 第8章は、寺山修司、田宮二郎、十七歳年下の恋人といった、美輪様の交友関係が描かれています。 これは、ちょっとスキャンダラスな内容でしょうか。 第9章は、2000年代の美輪様再評価について書かれていますが、アーティストとしての美輪様再評価は、自分的には1990年代前半にTHE YELLOW MONKEYで吉井和哉氏が描いたマリーとジャガーの物語からだと思っているので、一言もTHE YELLOW MONKEYについて触れていないことには疑問を感じます。 第10章は、当時放送されていた美輪様ご出演のテレビ番組『オーラの泉』について。 ここでは、共演者である霊能力者・江原啓之氏を証言者に、ややスピリチュアルな内容になっています。 この章の最後に、江原氏が歌手活動をしていてかなりステージ前に緊張したときの美輪様のお言葉に、自分は驚きました。 そこから、著者の豊田氏が自らの経験を語り出す「あとがき」までは、ずっと感動です。 霊能力のある美輪様は、ステージの上から何が見えているのか。我々をこんなにも感動させる美輪様の歌とは何なのか。 今まではぼんやりと、なんとなくわかったような気になっていたものが、短い文庫の中で見事に言語化されていました。 正直、この巻末あたりの文章を読むまでは、こんな内容なら『紫の履歴書』一冊読めば十分、と思って読んでいました。 この「あとがき」を読ませるための長い序章としての全10章、といってもいい、感動的な「あとがき」でした。

Posted by ブクログ

2017/12/04

美輪さん自身が書いた本は何冊も読んでいるが、ライターの方から見た美輪さんの自伝は初めて(´ω`)✨ オーラの泉というテレビ番組で、小室哲哉さんに向けて あなたよくここまで自殺しないでこれたわね、他の人だったら死んでるわよ。 と語っていたのがとても印象的だったが、この本を読むとい...

美輪さん自身が書いた本は何冊も読んでいるが、ライターの方から見た美輪さんの自伝は初めて(´ω`)✨ オーラの泉というテレビ番組で、小室哲哉さんに向けて あなたよくここまで自殺しないでこれたわね、他の人だったら死んでるわよ。 と語っていたのがとても印象的だったが、この本を読むといやいやいやいや、美輪さんの人生こそ、いったい何人ぶんの人生なんだ!?と思わざるを得ない。。 苦労という言葉では到底言い表すことのできない人生なんだなぁ(´ω`)←わたしの語彙力ではこれが限界。 何人の恋人を看取り、自身も原因不明の病におかされ、 若い頃は苦労続き。。 あのきらきらしたいまのお姿からは想像できない美輪さんの人生が知れました! いや…ここまでの苦労があったからこそのあのオーラなのかな…(´ω`)✨✨

Posted by ブクログ

2014/10/21

赤裸々に書かれた美輪様の人生。改めて言葉の重みを感じるようになれた。 「何で休むの、死んだらいくらでも休めるでしょ」 確かに! 行動力、勤勉さ、この二つを最高までに高めて怪物とまで呼ばれることになったのも納得。 人間離れ、されております。

Posted by ブクログ

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