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母は娘の人生を支配する なぜ「母殺し」は難しいのか NHKブックス1111
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本放送出版協会 |
発売年月日 | 2008/05/29 |
JAN | 9784140911112 |
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母は娘の人生を支配する
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商品レビュー
3.7
30件のお客様レビュー
読み応えが…! タイトルよりももっと深く、女性性と男性性の違いなどのジェンダー論や、なぜ父娘でも母と息子でもなく母娘の関係が特殊なのかといった内容が、かなり惹きつける論調で書かれている 特筆すべきは、論を組み立てるに当たって、少女漫画を多数引き合いに出していること。漫画だけで...
読み応えが…! タイトルよりももっと深く、女性性と男性性の違いなどのジェンダー論や、なぜ父娘でも母と息子でもなく母娘の関係が特殊なのかといった内容が、かなり惹きつける論調で書かれている 特筆すべきは、論を組み立てるに当たって、少女漫画を多数引き合いに出していること。漫画だけでなく他にも小説や映画も引用されており、普段文学作品ばかり読んでいる人にもとっつきやすいと思う 表紙のイラストはなんと、よしながふみで、本文中にもよしながふみ作品について幾度となく触れられている これは期待以上の良書でした!!!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
※別な本の感想です 「母と娘はなぜこじれるのか」が登録にないので、代わりにこちらを登録。 私の私見では、息子は、育ててもらってありがと〜じゃあねーと、親(母)とは個と個で一線を引いて、成長後は戻ってこない、あっさりしているイメージ。全然親のことについて知らないってことも。生物として独立しているって感じ。 息子に母親は片思い必至なのかもしれない。 それは男性は体の認識がないからとのこと。←よくわからなかった 娘は母と一体感が成長の過程で約束されている、母がお手本として観察されるし自分と同一視してしまう生き物っぽい。 共感性が武器の女性ならではの生存戦略?なのかも。故に子供には自分の生き直しの願望や、親からの育て方に反発して自分は違う方針で育てたり、かなり子育てに自分を投影する傾向。 子育てしてても、女の子を育てるのに母親の責任は重大だなと思う。最初は育てやすくていいんだけど思春期からが難易度高いのが女子。 でなんだかんだで親を見捨てきれずに罪悪感を感じて心配し続けてくれる、関わりを切らないのが娘。毒親持ちには悲しい性かな。 読んで思ったのは、息子が離れていこうが、娘が一体感を持って育とうが、母親自身が一人の人間として独立している個として存在することの重要さだと思った。 いち人間として面白い、深みのある人間にならないといけないと思った。(自分と子を切り分けて考える、仕事を持つ、趣味を持つ、コミュニティをもつ)大人になったら対大人として話せるように。 娘に依存したりまずい育て方するとか、あると思うけど、それをすこしでもマシに、また将来子供が離れていくとき母親自身が気持ちを自己管理できるために、子育てしながら自分も育てていかないと辛いと思う。
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よいテーマですね。深い考察が読めるかと思ったら、なんとなく小難しいところが残念。母娘をテーマしたのを男性が書いているのがポイント。男性ゆえに明らかにピント外れた議論になっている箇所があるが、それもご愛嬌というか、全体の隠し味になってる気がする。結論めいたことを言わないところがよい...
よいテーマですね。深い考察が読めるかと思ったら、なんとなく小難しいところが残念。母娘をテーマしたのを男性が書いているのがポイント。男性ゆえに明らかにピント外れた議論になっている箇所があるが、それもご愛嬌というか、全体の隠し味になってる気がする。結論めいたことを言わないところがよいのかもしれない。
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