商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2008/05/10 |
JAN | 9784048700245 |
- 書籍
- 新書
逢瀬で読む源氏物語
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逢瀬で読む源氏物語
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商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
男女の逢瀬に注目して源氏物語を解説している。 特徴的な場面だけを解説しているため、それまでの女との関係性やキャラクターがかなり理解できるようになっている。 女の魂の救済という面にかなりフォーカスを当てているため、平安時代に女として生きることのやるせなさみたいなところが理解できる...
男女の逢瀬に注目して源氏物語を解説している。 特徴的な場面だけを解説しているため、それまでの女との関係性やキャラクターがかなり理解できるようになっている。 女の魂の救済という面にかなりフォーカスを当てているため、平安時代に女として生きることのやるせなさみたいなところが理解できる。 源氏物語を読むにあたって、どう読んだら良いのかの助けになる
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人の情愛というものは時としてむごいです。 それが女性には姿を見せる権利もなかった 時代ならなおさら。 光源氏は本当に奔放も奔放でした。 憧れの存在までも手を付けたのだから。 そしていわゆる幼女にまで… ただ、救いなのは少ししか触れられていませんが ある稀有なブ…な方にも平等ではあったこと。 人って勝手だな!!
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『源氏物語』に描かれる「逢瀬」の場面に焦点を当てることで、平安時代の男女の関係の機微に迫った本です。 源氏と彼を取り巻く女たちに比べると、「宇治十帖」に登場する男女はいずれもやや人物像に厚みがないようにも感じられるのですが、「逢瀬」に焦点を当てると語るべきことが多いということに...
『源氏物語』に描かれる「逢瀬」の場面に焦点を当てることで、平安時代の男女の関係の機微に迫った本です。 源氏と彼を取り巻く女たちに比べると、「宇治十帖」に登場する男女はいずれもやや人物像に厚みがないようにも感じられるのですが、「逢瀬」に焦点を当てると語るべきことが多いということに改めて気づかされました。薫も匂宮も現代的な観点から見ると、ときおり滑稽に思える振る舞いに及ぶことがあるのですが、「逢瀬」を中心とする彼らのそうした振る舞いを通じて平安時代における男女の関係のありようが鋭くあぶり出されているところに、「宇治十帖」の魅力があるのかもしれません。
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