逢瀬で読む源氏物語 の商品レビュー
男女の逢瀬に注目して源氏物語を解説している。 特徴的な場面だけを解説しているため、それまでの女との関係性やキャラクターがかなり理解できるようになっている。 女の魂の救済という面にかなりフォーカスを当てているため、平安時代に女として生きることのやるせなさみたいなところが理解できる...
男女の逢瀬に注目して源氏物語を解説している。 特徴的な場面だけを解説しているため、それまでの女との関係性やキャラクターがかなり理解できるようになっている。 女の魂の救済という面にかなりフォーカスを当てているため、平安時代に女として生きることのやるせなさみたいなところが理解できる。 源氏物語を読むにあたって、どう読んだら良いのかの助けになる
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人の情愛というものは時としてむごいです。 それが女性には姿を見せる権利もなかった 時代ならなおさら。 光源氏は本当に奔放も奔放でした。 憧れの存在までも手を付けたのだから。 そしていわゆる幼女にまで… ただ、救いなのは少ししか触れられていませんが ある稀有なブ…な方にも平等ではあったこと。 人って勝手だな!!
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『源氏物語』に描かれる「逢瀬」の場面に焦点を当てることで、平安時代の男女の関係の機微に迫った本です。 源氏と彼を取り巻く女たちに比べると、「宇治十帖」に登場する男女はいずれもやや人物像に厚みがないようにも感じられるのですが、「逢瀬」に焦点を当てると語るべきことが多いということに...
『源氏物語』に描かれる「逢瀬」の場面に焦点を当てることで、平安時代の男女の関係の機微に迫った本です。 源氏と彼を取り巻く女たちに比べると、「宇治十帖」に登場する男女はいずれもやや人物像に厚みがないようにも感じられるのですが、「逢瀬」に焦点を当てると語るべきことが多いということに改めて気づかされました。薫も匂宮も現代的な観点から見ると、ときおり滑稽に思える振る舞いに及ぶことがあるのですが、「逢瀬」を中心とする彼らのそうした振る舞いを通じて平安時代における男女の関係のありようが鋭くあぶり出されているところに、「宇治十帖」の魅力があるのかもしれません。
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[ 内容 ] 源氏物語の女君たちは光源氏との関係を生かされる中で、おのずと「世の中」の問題、つまりは女の生き方の問題に直面させられる。 紫式部に五十四帖もの長きにわたって書き続けさせていった内なる力は、人間の生き方についての、深い興味とあくなき探求心。 源氏物語研究の第一人者が、この物語がえぐり出す人間認識の深みを読み解く。 [ 目次 ] 第1章 光源氏の運命を左右する女君たち(葵の上 藤壷の中宮 六条の御息所 朧月夜の君 紫の上 明石の君 女三の宮) 第2章 男君の執念(愛執の罪 柏木と女三の宮 夕霧と落葉の宮) 第3章 性を拒否する女君(薫と大君 薫と浮舟と匂宮) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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【著者はこんなひと】 中央大学教授 専門は日本古典文学 【だいたいこんな本】 源氏物語を色んな視点からみる本はいくつかあります これは、「逢瀬」をメインに 女性の生き方、男性の思い(特に柏木・夕霧)が 物語に登場する人物を通して描いています 【読んでみて、こう思いまし...
【著者はこんなひと】 中央大学教授 専門は日本古典文学 【だいたいこんな本】 源氏物語を色んな視点からみる本はいくつかあります これは、「逢瀬」をメインに 女性の生き方、男性の思い(特に柏木・夕霧)が 物語に登場する人物を通して描いています 【読んでみて、こう思いました】 源氏物語を通して読む平安時代の女性の生き方は いつも考えさせられます
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「逢瀬」について、結構つっこんで書いている本。 通勤時に読むと、珍妙な気分になる。 夜離れ(よがれ) = せくすれす
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